料理のおいしさ 下ごしらえ次第
そのまま食べるだけでなく、さまざまな料理に使うゆで卵。簡単そうで上手にゆでるためにはいくつかコツがあるので、覚えておくとよい。
卵は冷蔵庫から出してすぐにゆでると、温度差で殻にひびが入りやすくなるため、できれば1時間ほど室温に置いてからゆでるとよい。まず、鍋に卵を入れてかぶるくらいの水を注ぎ入れ、酢少々を加える。酢を入れると、殻にひびが入っても、卵白が流れ出にくくなる。
鍋を強めの中火にかける。黄身が中心にくるようにしたい場合は、沸騰して白身が固まってくるまで、菜箸でゆっくりと卵をころがしながらゆでるとよい。沸騰したら弱火にし、半熟なら約5分、少し堅めなら8〜10分、堅ゆでなら12〜13分ゆでる。
ゆで上がったら火を止め、すぐに湯を捨てて冷水を加え、そのままおいてさます。卵の丸いほう(空洞があるため、むきやすい)を台にかるく打ちつけてひびを入れ、そこから殻をむく。
半分にする場合は糸を真ん中からすっと入れて切ると、切り口がきれいに仕上がる。
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