やりいかのさっと煮
いかには、いろいろな種類がありますが、今おいしいのは、身の柔らかいやりいか。形がやり先に似ていることから、この名前があるそうです。この時期、卵が入っているものなら最高ですね。持ち味を生かして、淡いしょうゆ味でさっと煮つけてみましょう。やりいか2はい(350g)は、内臓とともに足を引き抜き、軟骨を取ります。胴は皮つきのまま3cm幅、足は食べやすい大きさに切ります。鍋に酒1/4カップ、みりん大さじ1を入れて沸騰させ、しょうゆ大さじ1を加えて煮立てたら、やりいかを入れて混ぜながら2分ほど煮ます。煮過ぎると固くなるので、様子を見ながら煮るのがポイント。すぐに食べるときは、余熱を考慮して、いかに九分通り火が通ればOK。時間をおくときは、いかを取り出し、汁の粗熱がとれてから、いかを戻して味を含ませると、最後まで柔らかくいただけます。
※分量は2人分です。

ふっくらと煮上げましょう。今回は残念ながら卵は入っていませんでしたが、入っているとすれば、先のほうにあるので、そのままそっと鍋に入れて煮ます。