小松菜の洗い方
小松菜は、葉もさることながら、茎がまたおいしい。ただ、その茎に細かな泥がひそんでいることが多いので、洗うときにはちょっと注意が必要です。同じ青菜でも、ほうれん草は水をはったボールのなかで、根元(太ければ、十文字に切り込みを入れます)をふり洗いすればいいのですが、小松菜の場合、それでは、根元に近い茎の内側の泥は落ちません。ひと手間ですが、根元を切り落とし、バラバラにならないように、3株くらいずつまとめて茎を持ち、幅広の茎の内側をこすって洗いましょう。急いでいるときは、面倒くさいと思ってしまいますが、これさえクリアすれば、小松菜はアクも少ないので、下ゆでなしで使える野菜。しかも、鉄分、カルシウムなど栄養豊富。そこを感謝して、茎を洗うくらいきちんとやらなくちゃねと、自分に言い聞かせています。