1. HOME
  2. 川津幸子さんのおうちごはんのヒント。

川津幸子さんのおうちごはんのヒント。

愛犬・コジローと幸せに暮らす料理研究家・川津幸子さんのおうちへようこそ! ここでは、定番&人気の簡単レシピや、旬の食材のことなど、料理の小さなヒントを、毎週、5つご紹介します。ぜひ、日々の食卓に役立てて♪

今が旬

鶏肉と里芋の中華みそ煮

「新物」のシールを貼った里芋が出回っています。骨つきの鶏肉とこっくり中華風に煮込んだ一品は、和風とはひと味違うこくのあるおいしさ。これを教わった新米編集者のころは、里芋に不慣れで大作に思えたけれど、みんなに誉められるので作りがいのある料理でした。鶏手羽元8本は、骨の両脇に切れ目を入れて開き、紹興酒・しょうゆ各大さじ1をからめておきます。里芋6個(400g)は皮をむき、塩少々をふってもみ、洗って水気をふきます。中華鍋にサラダ油大さじ1を熱して里芋を入れ、表面を炒めて取り出します。残った油をそのまま熱して、汁気をきった鶏手羽元を入れ、これも表面に香ばしい焼き色をつけます。ねぎ5cm、しょうが1かけを加えたら、紹興酒・しょうゆ各大さじ2、甜麺醤・砂糖各大さじ1、水1カップを加え、ふたをして弱火で30~40分煮込みます。
※分量は4人分です。

中華風のみそ味が、ほっこりねっとりした里芋によく合っています。季節には、栗を入れてもおいしいと習いました。

最新の記事へ戻る

バックナンバー

オレンジページnetの連載が本になりました!

『川津さんちのおうちごはんのレシピとヒント204』»

川津さんの実際の食生活に寄り添ったコラムが204項目。日々の食卓のヒントが盛りだくさんの一冊です。読めば、毎日のごはんがもっとおいしく、楽しくなるはず♪

本書へのご意見・ご感想はこちら»

プロフィール

川津幸子(料理研究家)

早稲田大学卒業後、ファミリーサークル、世界文化社、『オレンジページ』などで料理編集者として活躍。1995年、エコールキュリネール国立(現・エコール 辻 東京)でフランス料理を学ぶ。「編集者自らが料理して書く」というスタイルで、料理の楽しさを伝えるべく、料理人と編集者を兼ねた本作りを始める。以来、一貫して作る人の視点に立った、簡単でオシャレな料理を提案している。近著に、『100文字レシピ プレミアム』(新潮文庫)、『100円100品100文字レシピ』(文藝春秋)がある。

コジロー

6歳のオスのシバ犬。食いしん坊で、ドッグフード(ドライ)の上に、ちょっとヨーグルトをトッピングしてもらうのがお気に入り。おやつに、りんごをもらったりすることも。散歩大好き、抱っこしてもらうのも大好き!

文・写真/川津幸子 イラスト/曽根愛

[an error occurred while processing this directive]