愛犬・コジローと幸せに暮らす料理研究家・川津幸子さんのおうちへようこそ！ ここでは、定番＆人気の簡単レシピや、旬の食材のことなど、料理の小さなヒントを、毎週、5つご紹介します。ぜひ、日々の食卓に役立てて♪
炒め調味料の素はいろいろあれど、甘酢炒めはないのでは（すでにあったら、ごめんなさい）？ 甘酢炒めは、合わせ調味料が砂糖・酢各大さじ2、しょうゆ・酒各小さじ2、片栗粉・水各小さじ1/2と、身近な調味料でできるのがいいところ。野菜も、これまたおなじみのキャベツとピーマンで作ってみましょう。キャベツ200gは一口大に切ります。ピーマン1個は3cm角に切り、豚バラ薄切り肉100gは5cm幅に切って、軽く、塩、こしょうをふります。鍋にサラダ油小さじ2を熱して、キャベツとピーマンを炒め、ほどよくしんなりしたら取り出します。続けて、サラダ油小さじ2を熱して豚肉を入れ、両面を焼きつけます。鍋を傾け、たまった油でにんにく1かけのみじん切り、赤唐辛子1本を炒め、合わせ調味料を加えて煮立てたら、野菜をもどして全体にからめ、ごま油をふってでき上がり。
※分量は2人分です。
甘酢炒めなので、しっかり砂糖と酢が入ります。一度この分量で作って、あとは好みの味に加減してください。ねぎを加えてもおいしい。
川津さんの実際の食生活に寄り添ったコラムが204項目。日々の食卓のヒントが盛りだくさんの一冊です。読めば、毎日のごはんがもっとおいしく、楽しくなるはず♪
早稲田大学卒業後、ファミリーサークル、世界文化社、『オレンジページ』などで料理編集者として活躍。1995年、エコールキュリネール国立（現・エコール 辻 東京）でフランス料理を学ぶ。「編集者自らが料理して書く」というスタイルで、料理の楽しさを伝えるべく、料理人と編集者を兼ねた本作りを始める。以来、一貫して作る人の視点に立った、簡単でオシャレな料理を提案している。近著に、『100文字レシピ プレミアム』（新潮文庫）、『100円100品100文字レシピ』（文藝春秋）がある。
6歳のオスのシバ犬。食いしん坊で、ドッグフード（ドライ）の上に、ちょっとヨーグルトをトッピングしてもらうのがお気に入り。おやつに、りんごをもらったりすることも。散歩大好き、抱っこしてもらうのも大好き！
文・写真／川津幸子 イラスト／曽根愛