そら豆の風味が引き立つ、シンプルな塩味炒め。鶏肉は粉をまぶしておくと、口当たり柔らかに。
【1】さやから出すときは、さやの両側を握って向こう側と手前にひねります。さやが開いたら、豆を取り出します。
【2】皮の黒っぽい部分の反対側に、包丁の刃元で浅い切り込みを1本入れます。こうすると、塩ゆでなど、皮つきのまま調理するときも味がしみ込みやすくなります。
そら豆は上記「下準備」【1】~【2】を参照して同様にする。塩少々を加えた熱湯(湯3カップに対し、塩小さじ1が目安)で2分ほどゆで、ざるに上げて水けをきり、さめたら切れ目をとっかかりにして、中身を傷つけないようにていねいに皮をむく。ねぎは幅1.5cmに切る。鶏肉は縦に幅2cmに切ってから、一口大の薄いそぎ切りにする。鶏肉をボールに入れて塩、こしょう各少々、酒、片栗粉各小さじ1を順にふってなじませる。小さめの器に、合わせ調味料の材料を混ぜ合わせる。
フライパンにサラダ油小さじ2を中火で熱し、鶏肉を並べ入れる。肉の色が白っぽく変わったら裏返し、フライパンのあいているところにねぎを加える。ふたをして弱火にし、2分ほど蒸し焼きにする。【1】のそら豆を加えて中火にし、さっと炒める。合わせ調味料をもう一度よく混ぜてから回し入れ、手早く混ぜる。とろみがついたら、器に盛る。