薄味で煮たかぶの、とろりとした食感がほっとなごみます。
うまみの出る油揚げや昆布といっしょにじっくり煮含めて。
●かぶは葉を根元から切り、皮をむいて切り口に浅く十文字の切り目を入れる(こうすると味がしみ込む)。かぶの葉2~3個分は、塩少々を加えた熱湯で色鮮やかになるまでさっとゆでる。水にとってさまし、水けを絞って長さ4~5cmに切る。
●油揚げは横半分に切ってから、それぞれ三角形になるように対角線で切る。ざるに入れて熱湯を回しかけ、油抜きをする。
鍋にだし汁と昆布を入れ、中火にかける。煮立ったら酒大さじ3、みりん大さじ2、薄口しょうゆ大さじ1、塩小さじ1/2を入れて混ぜ、油揚げを入れて3~4分煮る。
かぶを加えて落としぶた(鍋の口径に合わせてアルミホイルを切り、真ん中に穴をあけたものでも)をし、弱めの中火にして竹串がすーっと通るくらいまで10~15分煮る。ふたを取り、葉を加えてさっと煮て、煮汁ごと器に盛る。