おなじみの魚介たっぷりのスープ。フランスでは、ブイヤベース作りに必需品のロゼワインが味の決め手です。
白身魚は食べやすい大きさに切り、塩、こしょう各少々をふる。あさりは、水の中で貝どうしをこすり合わせてよく洗う。車えびは殻つきのまま竹串を節と節の間に入れて、背わたを引き抜く。やりいかは皮をむき、胴は3~4等分の輪切りに、足はわたと目、くちばしを切り離し、2~3本ずつに分ける。ホールトマトは汁けをきり、手で大まかにつぶす。
鍋にオリーブ油を入れて強火で熱し、にんにくを炒める。香りが立ってきたら玉ねぎを加え、しんなりとするまで焦がさないように炒めてトマトとローリエを加える。ひと煮立ちしたら、ロゼワインと水130cc、塩小さじ1/3を加えてふたをし、弱火で約10分煮る。
白身魚、あさり、いか、えびを加え、ふたをして強火でさらに煮る。ひと煮立ちしたら、アクをすくい取り、弱火にして10~15分煮る。塩、こしょう各少々を加えて味をととのえ、仕上げにパセリを散らす。