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川津幸子さんのおうちごはんのヒント。

愛犬・コジローと幸せに暮らす料理研究家・川津幸子さんのおうちへようこそ! ここでは、定番&人気の簡単レシピや、旬の食材のことなど、料理の小さなヒントを、毎週、5つご紹介します。ぜひ、日々の食卓に役立てて♪

今が旬

ソーキ汁

わたしの場合、沖縄料理は夏にご紹介することが多いので、冬大根を使ったものは、後回しになってしまうのが欠点。甘くみずみずしい冬大根でぜひ試してほしいソーキ汁を忘れていることがわかりました。ソーキ汁は、厚く切った大根を下ゆですることもなく、たっぷりの昆布、豚スペアリブとひたすらことこと煮るだけ。味つけは、淡いおでんといったところですが、昆布と豚骨から出るうまみの相乗効果は想像以上で、このだしを大根がたっぷり吸い込んでいます。スペアリブ800gはたっぷりの熱湯で20分ほどゆでます。大根750gは3cm厚さの輪切りにして皮をむきます。鍋に5cm幅に切った昆布25gとだし汁7カップ、塩小さじ1と1/2、しょうゆ大さじ2、酒1/4カップを合わせ、スペアリブ、大根を入れたら火にかけ、落としぶたをして弱火で約1時間煮ます。
※分量は4人分です。

1時間も煮れば、冬大根は柔らかくとろけ、肉は骨からすっとはずれます。あっという間になくなるので、いつも大根は倍量あってもいいなと思います。

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オレンジページnetの連載が本になりました!

『川津さんちのおうちごはんのレシピとヒント204』»

川津さんの実際の食生活に寄り添ったコラムが204項目。日々の食卓のヒントが盛りだくさんの一冊です。読めば、毎日のごはんがもっとおいしく、楽しくなるはず♪

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プロフィール

川津幸子(料理研究家)

早稲田大学卒業後、ファミリーサークル、世界文化社、『オレンジページ』などで料理編集者として活躍。1995年、エコールキュリネール国立(現・エコール 辻 東京)でフランス料理を学ぶ。「編集者自らが料理して書く」というスタイルで、料理の楽しさを伝えるべく、料理人と編集者を兼ねた本作りを始める。以来、一貫して作る人の視点に立った、簡単でオシャレな料理を提案している。近著に、『100文字レシピ プレミアム』(新潮文庫)、『100円100品100文字レシピ』(文藝春秋)がある。

コジロー

6歳のオスのシバ犬。食いしん坊で、ドッグフード(ドライ)の上に、ちょっとヨーグルトをトッピングしてもらうのがお気に入り。おやつに、りんごをもらったりすることも。散歩大好き、抱っこしてもらうのも大好き!

文・写真/川津幸子 イラスト/曽根愛

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