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川津幸子さんのおうちごはんのヒント。

愛犬・コジローと幸せに暮らす料理研究家・川津幸子さんのおうちへようこそ! ここでは、定番&人気の簡単レシピや、旬の食材のことなど、料理の小さなヒントを、毎週、5つご紹介します。ぜひ、日々の食卓に役立てて♪

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里芋のかにあんかけ

久しぶりに、ちょっと気張って、里芋のかにあんかけを作ろうとスーパーに出かけたら、「不揃い里芋」というのを発見。大きさがまちまちということですが、家族で食べるのだから問題なしと購入してきました。里芋約500gは皮をむき、一口大に切り分けます。塩をふってもみ、さっと洗ったら、水を加えて5分ほど下ゆでします。この里芋を鍋に入れ、だし汁1カップ、しょうゆ小さじ1、みりん大さじ1、塩小さじ1/4を加え、落としぶたをして15分ほど煮含めます。別の鍋にだし汁1カップ、酒大さじ2、みりん大さじ1、薄口しょうゆ小さじ1、塩少々、ほぐし身のかに缶(110g)を缶汁ごと加え、さっと煮たら、倍量の水で溶いた片栗粉小さじ2でとろみをつけ、しょうが汁1かけ分を落として里芋にかけます。ざく切りの三つ葉を添えてどうぞ。
※分量は4人分です。

里芋を淡く煮含めているので、あんとよく味がなじみます。里芋はざっとつぶしてもおいしい。お正月にいかがですか。

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オレンジページnetの連載が本になりました!

『川津さんちのおうちごはんのレシピとヒント204』»

川津さんの実際の食生活に寄り添ったコラムが204項目。日々の食卓のヒントが盛りだくさんの一冊です。読めば、毎日のごはんがもっとおいしく、楽しくなるはず♪

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プロフィール

川津幸子(料理研究家)

早稲田大学卒業後、ファミリーサークル、世界文化社、『オレンジページ』などで料理編集者として活躍。1995年、エコールキュリネール国立(現・エコール 辻 東京)でフランス料理を学ぶ。「編集者自らが料理して書く」というスタイルで、料理の楽しさを伝えるべく、料理人と編集者を兼ねた本作りを始める。以来、一貫して作る人の視点に立った、簡単でオシャレな料理を提案している。近著に、『100文字レシピ プレミアム』(新潮文庫)、『100円100品100文字レシピ』(文藝春秋)がある。

コジロー

6歳のオスのシバ犬。食いしん坊で、ドッグフード(ドライ)の上に、ちょっとヨーグルトをトッピングしてもらうのがお気に入り。おやつに、りんごをもらったりすることも。散歩大好き、抱っこしてもらうのも大好き!

文・写真/川津幸子 イラスト/曽根愛

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