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川津幸子さんのおうちごはんのヒント。

愛犬・コジローと幸せに暮らす料理研究家・川津幸子さんのおうちへようこそ! ここでは、定番&人気の簡単レシピや、旬の食材のことなど、料理の小さなヒントを、毎週、5つご紹介します。ぜひ、日々の食卓に役立てて♪

カンタン

小松菜と厚揚げの炒め煮

この時期、小松菜とじゃこ、油揚げの炒め煮は、わが家では常連。いつも同じだと飽きられるので、ときどき相手を厚揚げにし、仕上げにわかめを入れたりして芸風を変えているのですが、この母の心遣い、息子はわかっているのでしょうか。小松菜1束(200g)は4㎝長さに切り、葉と茎に分けておきます。炒め鍋にサラダ油小さじ2を熱して、茎をさっと炒め、油が回ったら、葉も加えてひと炒めし、ちりめんじゃこ20g、1㎝厚さに切った厚揚げ1枚、水3/4カップ、みりん・酒・しょうゆ各大さじ1と1/2を加えて、混ぜながら3分ほど煮ます。厚揚げに味がしみたら、乾燥わかめ5gをそのまま加え、さっと煮ます。柔らかく戻ったわかめがほどよく煮汁を吸って、これがまたおいしい。もし、冷蔵庫に黄ゆずがあったら、おろした皮を散らしてみてください。
※分量は4人分です。

じゃこがたっぷり入るので、だしではなく、水と調味料で充分。家族に「またあ」と言われようと、めげずに作っていきたい一品です。

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オレンジページnetの連載が本になりました!

『川津さんちのおうちごはんのレシピとヒント204』»

川津さんの実際の食生活に寄り添ったコラムが204項目。日々の食卓のヒントが盛りだくさんの一冊です。読めば、毎日のごはんがもっとおいしく、楽しくなるはず♪

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プロフィール

川津幸子(料理研究家)

早稲田大学卒業後、ファミリーサークル、世界文化社、『オレンジページ』などで料理編集者として活躍。1995年、エコールキュリネール国立(現・エコール 辻 東京)でフランス料理を学ぶ。「編集者自らが料理して書く」というスタイルで、料理の楽しさを伝えるべく、料理人と編集者を兼ねた本作りを始める。以来、一貫して作る人の視点に立った、簡単でオシャレな料理を提案している。近著に、『100文字レシピ プレミアム』(新潮文庫)、『100円100品100文字レシピ』(文藝春秋)がある。

コジロー

6歳のオスのシバ犬。食いしん坊で、ドッグフード(ドライ)の上に、ちょっとヨーグルトをトッピングしてもらうのがお気に入り。おやつに、りんごをもらったりすることも。散歩大好き、抱っこしてもらうのも大好き!

文・写真/川津幸子 イラスト/曽根愛

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