高菜漬けの油炒め
駅前に、熊本物産館があります。赤いほっぺのくまモンに引き寄せられて入ったら、目に飛び込んできたのが、高菜漬け。これを炒めたものは、九州出身者としては慣れ親しんだ味で、実家はもちろん、小さい頃、遊びに行ったすべての親戚の家で出てきました。これはもう買うしかない。作り方としては、ひき肉を加えたり、れんこんなどの野菜と炒め煮にしたりと、いろいろなアレンジができますが、まずは高菜漬けだけの油炒めに。高菜漬け200gは洗い、水気をぎゅっと絞って、みじん切りにします。葉や茎が幅広いので、縦に数本切れ目を入れてから刻むと、あとでぞろぞろとつながっていたなんてこともありません。フライパンにサラダ油大さじ1を熱して高菜漬けを炒め、油が回ったら、酒・みりん・しょうゆ各小さじ2を少しずつ回しかけ、汁気が飛んだら、火を止めて、かつお節3gを混ぜ込みます。
※分量は4人分です。