蒸すことで、もっちりとした独特の食感が生まれる「蒸しようかん」。ごろりと大きな栗を合わせ、秋の訪れを感じて。
オーブン用シートを30×25cmくらいに切って型に敷き込み、底に合わせて跡をつける。高さに沿って四辺に切り込みを入れ、再び型に敷き込む。
薄力粉、片栗粉はそれぞれ万能こし器でふるう。ボールにこしあんを入れ、薄力粉を加えてゴムべらでよく混ぜる。粉っぽさがなくなったら片栗粉を加え、さらによく混ぜる。
てんさい糖を加え、よく混ぜる。さらにぬるま湯を少しずつ加えながら混ぜ、持ち上げてみて、ゆっくりと落ちるくらいの堅さにする。
こしあんはものによって堅さが違うため、ぬるま湯の量で調節する。
栗の甘露煮の汁けをしっかりときる。【2】に加え、全体にまんべんなく混ぜる。
オーブン用シートを敷いた型に【3】を流し入れる。調理台にふきんを敷き、型を4~5回落として生地の中の空気を抜く。水でぬらしたゴムべらで、表面をきれいにならす。
中の空気をしっかり抜くと、切ったときの断面に穴がなくてきれいに仕上がる。
蒸気の上がったせいろ(または蒸し器)に入れ、中火で40~50分蒸す。竹串を刺して手の甲に当て、温かければ蒸し上がり。粗熱を取って冷蔵庫で2時間以上冷やし、食べやすく切って器に盛る。