お店で使っているのは、創業以来、70年以上にもわたり良質な缶詰を作りつづけている静岡県の「由比缶詰所」のもの。夏に水揚げされる脂ののったびん長まぐろの白い肉質部分(ホワイトミート)だけを使用し、良質なオリーブオイルに漬け込んで半年以上熟成させています。しっかりとしたツナの身は、かむほどにうまみが増す逸品。ネットでも購入できます。
(株)由比缶詰所
http://yuican.com/
静岡県静岡市清水区由比429-1
Tel 0120-272548
ほろ苦い実山椒がアクセント。焼けた面が香ばしく、いつものツナが粋な一品に変わります。
ツナ缶の油をきる
缶詰のふたを少し開け、油をきる。ノンオイルを使う場合も缶汁をきっておく。
ツナに実山椒のつくだ煮、卵黄を入れる
ボールにツナを入れてほぐし、実山椒のつくだ煮と卵黄を入れて混ぜ合わせる。
セルクルに入れて焼く
フライパンにセルクルをのせ、【2】をきっちりと詰める。弱めの中火にかけ、ふたをせずにそのままの状態で4~5分焼く。セルクルの代わりに、厚紙を丸めたものをアルミホイルでしっかり包んで使ったり、缶詰のふたが上下きれいに取れれば(手を切らないように注意する)、枠だけになった缶で代用しても。
器に取り出す
やけどをしないようにふきんでセルクルを持ち、焼けた面が上になるように上下を返して器にとる。形がくずれないようにそっと黄金焼きを取り出し、あればチャービルなどのハーブを飾る。ツナと卵黄はそのまま食べられるので、半生の状態でもOK。