菜の花の茎も余さず使い、ほろ苦い早春の味を満喫します。
たねをやや平らに広げるのが、からりと揚げるコツ。
●菜の花は茎とともに長さ2cmに切る。
●ささ身は白い筋があれば取り除き、斜め細切りにする。塩少々をふってから酒小さじ1をまぶす。
ボールに天ぷら粉を入れて冷水2/3カップ強を加え、菜箸でさっくりと混ぜる。菜の花とささ身を入れて混ぜ、たねを作る。
揚げ油を中温(170~180℃。ころもを数滴落とすと、鍋底近くまで沈んで、すぐに浮いてくる程度)に熱し、たねをおたまか大きめのスプーンですくう。菜箸で平らに広げながら4~5個ずつ油に落とし入れる。泡が小さくなり、からりとするまで揚げ、取り出して油をしっかりきる。残りも同様に揚げ、皿に盛る。好みでレモン汁と塩少々、またはポン酢しょうゆなどをつけていただく。