しょうゆ味の煮汁に梅干しを加えて梅煮にすれば、魚の生臭みも消えて、ご飯がどんどんすすむおいしさです。
しょうがは皮をむいて薄切りにする。いわしは胸びれのつけ根あたりから包丁を入れて頭を切り落とす。
切り口から、腹に縦に3~4cmの切り込みを入れ、包丁の刃先で内臓をかき出す。
ボールに水をはり、指先に水をつけながら腹の中を洗う。いわしを水につけると水っぽくなってしまうので、指先につけた水で、腹の中をしごくようにして洗って。中骨のあたりに血がついているので、指の腹でこするようにして洗い、ペーパータオルで腹の中を拭く。
ペーパータオルを敷いたバットに並べ、上からもペーパータオルをかぶせて押さえ、表面の水けも拭く。
鍋に煮汁の材料を混ぜ合わせて中火にかけ、煮立ったらしょうが、梅干しを加える。
再び煮立ったらいわしを並べ入れる。煮汁が煮立たないうちにいわしを入れると、生臭さが残ってしまうので気をつけて。
落としぶた(アルミホイルを鍋の口径に合わせて丸く切り、中央に穴をあけたもの)をして、中火で10~15分煮る。
ときどき落としぶたをはずして、スプーンで煮汁をすくっていわしに回しかけながら煮て、煮汁が鍋底全体にうっすらと残るくらいになったら火を止める。しょうが、梅干しとともに皿に盛り、あれば防風を添える。
(1人分157kcal、塩分1.8g)