錦玉は寒天を使ったようかんのような和菓子。
いちごをまるごと閉じこめて自然な甘みを味わって。
いちごはへたを取る。甘煮用のいちごはざっと刻み、小鍋に入れてグラニュー糖をふり、30分ほどおく。寒天は大まかにちぎり、柔らかくなるまで水に約30分浸す。
1の小鍋を弱火にかけ、ときどき混ぜながら15分ほど煮る。とろりとしたら火を止め、レモンの絞り汁を加える。
寒天の水けをよく絞って、別の鍋に入れる。水2カップを加えて弱火にかけ、混ぜながら煮溶かす。グラニュー糖と水あめを加え、完全に溶けたら万能こし器を通して、ボールにこし入れる。
いちごの甘煮を、万能こし器を通して寒天液のボールにこしながら加え、混ぜる。大きめのボールに氷水を用意し、寒天液のボールの底を当てる。ゴムべらで底から混ぜながら、粗熱を取る。
流し缶を水でぬらし、寒天液をまず、底に薄く流し入れてから、いちごを並べる。残りの寒天液を静かに注ぎ、冷蔵庫に入れて約50分冷やし固めてから取り出し、切り分ける。