かきのふっくらとした口当たりはもちろん、ほんのりしょうゆ味とかきの風味がしみたご飯の味わいは格別です。
米は炊く30分前にとぎ、ざるに上げておく。
かきはボールに入れて塩少々をふり、つぶさないように気をつけながら、手でもむ。汚れが出てきたらざるに入れ、水をはったボールの中で振り洗いする。数回水を替えて繰り返し、水けをきる。
鍋に下煮用調味料の材料を合わせて中火にかけ、煮立ったらかきを加えてふたをし、1~2分蒸し煮にする。かきがぷっくりとなったら火を止め、ボールで受けたざるにあけて、かきと蒸し汁に分ける(蒸し汁はとっておく)。米を炊く。
炊飯器の内がまに米を入れ、かきの蒸し汁と、酒大さじ1、砂糖小さじ1、塩小さじ2/3を加える。2合の目盛りのところまで水を注ぎ、かきを加えて普通に炊く。炊いている間に、三つ葉をざるにのせて熱湯を回しかけ、しんなりとしたら粗熱を取って水けを絞り、長さ3cmに切る。ご飯が炊き上がったらそのまま15分ほど蒸らし、しゃもじで底から返すようにさっくりと混ぜる。茶碗に盛って、三つ葉を散らす。
(1人分350kcal、塩分3.5g)