うまみのある鶏ひき肉をはさんで揚げたなすはとってもジューシー。めんつゆをたっぷり含ませます。
オクラは軸を切ってがくのまわりを包丁で薄くそぎ取り、包丁の刃先で縦に切り込みを入れる。ねぎは縦半分に切ってから横に薄切りにし、水にさらしてざるに上げ、水けをきる。ボールにたねの材料を入れ、粘りが出るまで手でよく混ぜ合わせる。なすはへたを落とし、幅6mmの斜め切りにしてまな板の上に並べる。片面に茶こしなどを通して片栗粉を薄くまぶし、2枚一組にする。
片栗粉をふった面にたねを大さじ1強ずつのせ、もう1枚のなすを片栗粉をふった面を下にしてのせ、かるく押さえる。はみ出したひき肉は水でぬらした手で押さえ、形を整える。
揚げ油を中温(170~180℃。乾いた菜箸の先を鍋底に当てると、細かい泡がシュワシュワッとまっすぐ出る程度)に熱し、オクラを入れて約1分揚げて取り出す。続けてなすを入れてときどき返しながら3~4分、うっすらと色づくまで揚げ、油をよくきってともに皿に盛る。
そうめんは袋の表示どおりにゆで、流水で洗って水けをきる(下記参照)。氷水を入れた器にそうめんを入れ、めんつゆにねぎ、しょうがを加え、そうめんとおかずをつけていただく
(1人分794kcal、塩分4.2g)
●2人分のそうめん(200g)の基本的なゆで方、洗い方をご紹介します。うどん、そばの乾麺や生麺、半生麺も同様にすれば、つやのある引き締まった麺になるから、ぜひ試して。
1.大きな両手鍋(直径24cm前後)に水3~4リットルを入れて強火にかける。ざるよりひとまわり大きいボールに、冷水をたっぷり用意しておく。ぐらぐらと煮立ったらそうめんを入れる。
2.菜箸でかき混ぜながら袋の表示どおりの時間でゆでる。煮立ったら吹きこぼれないように火を弱める(火加減に気をつければ、差し水の必要はありません)。
3.手早くざるに上げてゆで汁をきる。用意しておいた冷水のボールにざるごと入れて一気に冷やし、菜箸で混ぜて粗熱を取る。
4.ボールの水を替えながら、流水の下で水の濁りがなくなるまで両手でもみ洗いし、表面のぬめりを取る。最後にざるに製氷皿1皿分くらいのたっぷりの氷を入れ、麺をしめてからしっかり水けをきる。