フルーツの果汁を凍らせたおやつ「ソルベ」を大きなバー状に。ごろっとした果肉と、濃厚な甘さ×酸味の絶妙なバランスが自慢です。おなじみのパウンド型で作れるのがうれしい!
[パウンド型について]
パウンド型は構造的に隅にすきまがあるものも。今回の作り方では、ソルベ液が多く流れ出ることはないですが、型によって多少もれることがあります。作業台や冷凍庫が汚れないよう、バットにのせて作業して。
小さめの器に水大さじ1を入れ、粉ゼラチンをふり入れてふやかしておく。厚手のポリ袋をボールに入れて広げ、縁にかける。パイナップルは大きければ2.5cm角に切り、ポリ袋に入れる。
[Point]
水→粉ゼラチンの順は厳守! 逆にすると、ふやけ方にむらが出ます。
小鍋にジュースの1/2量を入れ、中火にかける。沸騰したら、マーマレードを入れてゴムべらで混ぜ、火を止める。
[Point]
ジュースの半分は後入れにして、フレッシュ感をキープ。氷水に当てずにソルベ液もさませて効率がいいです。
【1】のふやかしたゼラチンをちぎって加え、ゴムべらで混ぜながら完全に溶かす。
[Point]
ソルベ液はゼラチンでほんの少し粘度をつけます。ソルベが溶けにくくなるうえ、包丁でサクッと切れて、なめらかな食感も楽しめるといいことづくめ。
残りのジュースを加えてさっと混ぜ、【1】のポリ袋に注ぎ入れる。空気をかるく抜いて口をしっかりと縛り、ボールごと冷凍庫に入れて、液状でなくなるまで2~3時間冷やす。
[Point]
ここでは完全に凍らせず、型に入れられる程度の凍りかけの状態で、「もめるけど液状ではない」くらい。
冷凍庫から取り出す。ポリ袋の一方の角を3cmほどはさみで切り落とし、型に全量絞り入れる。表面にゴムべらを押しつけながら空気を抜き、平らに整える。バットにのせて再び冷凍庫に入れ、6時間以上おいて完全に凍らせる。
冷凍庫から取り出し、バットからはずして1分ほど室温に置く。まな板をのせて上下を返し、型をはずす(はずれなければ、周囲にナイフを差し込んでから上下を返す)。食べる分だけ食べやすく切る。
[Point]
残ったらラップでぴったりと包み、冷凍用保存袋に入れて冷凍庫へ。2週間ほど保存できます。
オレンジページオリジナルの「ブリキのパウンド型18cm」。通常の約10倍の厚みのメッキを施しており、一般的なものに比べ、ずしりと重みがあります。側面や底面も均一に焼け、仕上がりが格段にいい! と評判です。 エッジがしっかりと出るので、パウンドケーキをはじめとする焼き菓子から、冷やし固めるスイーツ、パンなど、様々なメニューが格段に美しく仕上がります。