缶詰でおなじみのツナですが、まぐろの切り身があれば、おうちでも簡単に作れます。玉ねぎやハーブの香りをつけながら煮ることで、ぐっと深い味わいに。弱火でじっくりと火を通すから、口当たりも驚くほどしっとり。ごろっと大きめにほぐせるのも魅力です。鮭やさばの切り身でもできるので、ぜひ気軽に試してみて!
容器は耐熱のものを使い、まず、洗剤で汚れを落とす。鍋にたっぷりの水とともに入れて火にかけ、5分ほど煮沸します。そのまま自然乾燥させる。プラスチック製のふたは熱に弱いので、煮沸消毒はせず、洗剤で汚れをしっかりと落とす。
まぐろに塩小さじ1をまんべんなくすり込み、そのまま20分ほどおく。玉ねぎは幅1cmのくし形に切る。
直径26cmのフライパンに煮汁の材料と、玉ねぎ、ローリエ入れ、中火にかける。煮立ったら、まぐろの水けをペーパータオルで拭き取ってから加え、弱火にする。アクを取りながら15分ほど煮る(途中、まぐろの表面が水面から出るようであれば、かぶるくらいに水をたす)。フライパンを火からおろし、表面が乾かないようペーパータオルをかぶせて、煮汁の中でさます。
【3】のまぐろを取り出し(煮汁はとっておく)、手で一口大にほぐす。フライパンに残った煮汁は、ペーパータオル1枚を敷いた万能こし器を通してこす。1カップを取り分け、オリーブオイル大さじ2、サラダ油大さじ4を加え、漬け汁を作る。
【1】の保存容器にまぐろを詰め、ひたひたになる程度に漬け汁を加える。冷蔵庫で10日間くらい保存可能。