こくのある赤だしみそ、ピリッと辛い豆板醤、風味満点のごぼうとねぎで、さんまのうまみを引き立てて。
さんまは頭を切り落とし、切り口からわたの端を包丁の刃先でかき出して押さえ、さんまを引いて、わたを抜く。腹の中を洗って水けを拭き、一尾を3等分に切る。ごぼうは表面を包丁の背でかるくこすって皮をこそげる。斜め薄切りにし、酢少々を加えた水にはなして、水けをきる。ねぎは長さ3cmに切り、端1cmを残して、包丁の先で縦に1本切り目を入れる。
鍋に水1と1/3カップ、酒、砂糖各大さじ3、みりん大さじ2、しょうゆ大さじ2弱を入れて強火にかけ、煮立ったらさんま、ごぼう、ねぎを入れる。にんにくのみじん切りを散らし、豆板醤を加える。強めの中火で、ときどきさんまに煮汁をかけながら約5分煮る。
ごぼうが柔らかくなったら弱火にし、みそを溶き入れる。みそが全体になじんだら強火にしてひと煮立ちさせ、火を止める。器に盛り、万能ねぎを散らす。
(1人分264kcal、塩分1.7g)