カレー粉をまぶして揚げると、かれいの臭みが消え、風味よく仕上がります。
カリッと揚げたれんこんを添えて、食感にメリハリをつけて。
加熱したときに皮が縮んだり破れたりしないように、皮目に切り込みを入れてから調理します。かれいを縦に置き、包丁の刃先で縦に2本、浅く切り込みを入れて。こうすることで、火の通りもよくなります。
次にペーパータオルで包むように持ち、水けと汚れを拭き取ります。水けが残っていると、揚げたときに油がはねやすくなるうえ、生臭さが残ってしまうので、しっかりと拭き取るようにして。
れんこんはピーラーで皮をむき、縦半分に切ってから横に薄切りにし、酢水(水3カップに対して、酢小さじ1が目安)に2分ほどさらしてアクを抜く。ざるに上げ、ペーパータオルでしっかりと水けを拭き取る。かれいは下ごしらえを参照し、切り目を入れてペーパータオルで水けを拭き、両面に塩、こしょう各少々をふる。ポリ袋にカレー粉と、小麦粉大さじ2を入れて混ぜ合わせ、かれいを入れて全体にまぶしつける。
フライパンにサラダ油を高さ4cmくらいまで入れ、中温(170~180℃。乾いた菜箸の先を底に当てると、細かい泡がシュワシュワッとまっすぐ出る程度)に熱し、れんこんを入れる。ときどき返しながら、からりとするまで3分ほど揚げて油をきり、バットなどにとって塩少々をふる。続けて、かれいを皮目を下にして油に入れ、おたまなどで油を回しかけながら両面を3~4分ずつ揚げる。こんがりと揚げ色がついたら油をきり、れんこんとともに器に盛り、パセリを添える。