日本へ一時帰国「ドキドキの人間ドック体験」編
こんにちは。2月も後半。日本滞在も残りわずかとなりました。今回の滞在で、どうしてもしておきたかったのが、
人間ドック。
みなさん、健康診断ってどれくらいの頻度で行っていますか。私は、会社を辞めてから何年も行わず、放置。そろそろきちんと診てもらう必要があるな、と日ごろから感じていました。このようなシステム、カナダにもあるらしいのですが、聞くところによるととても高いとか。何より、英語の医療用語は難しく、日本で受けておきたいと思っていました。
ということで、行ってきました!
当日までに、採尿や検便をすませます。驚いたことに、どちらも摂りやすいよう、採取キットが工夫されていること。ここにまず、感動。
カナダで検便したときは、自分でカップやスプーンを用意して……と、とにかく大変な思いをしたものです。採尿も、え、これに⁉︎ どうやって⁉︎ という小さなボトルに入れるのです。それに比べたら……日本のキットの行き届いていることよ(汚い話ですみません笑)!
問診票に記入し、準備を整えて。いってきます!
さて、今回受けたのは、「レディース人間ドック」。私の利用したクリニックは、女性の医師がいる曜日が設定してあったので安心していけました。更衣室など、着替えるタイミングなどにも配慮されていたよう。鉢合わせすることがありませんでした。
視力(悪くなっていてびっくり)、採血、体重(増加具合にまたまたびっくり)、呼吸(肺活量が思ったよりあって嬉しい叫び)、超音波、レントゲン……と流れるように進んでいきました。
レントゲンの結果などを先生に診てもらい、最後の難関は胃カメラ! はじめてのことで緊張するので、麻酔で眠らせてもらうことにしました。すると、すぐに効いてぐっすり。起きたら終わっていて、拍子抜けするほど。
さて、今回驚いたのは、ポリープが胃の中に散在していたこと。20以上はあったようで、病理解剖にまわされました。
健康だとばかり思っていたので、ショックでした。少し心配はありましたが、検査はこれにて終了。
何も食べていなかったので、この日のお昼は奮発! デパ地下で「賛否両論」のお弁当を買って、家で堪能しました。どれもこれもおいしいったら。
いちご大福もご褒美に。
後日、病理解剖の結果を聞くと、ポリープは良性とのことでホッとひと安心。しかーし! 検査結果報告書が家に届いて、何気なく開いてみると……「腫瘍マーカー」で引っかかり、血の気が引きました。
急いで、医師である伯父に確認したところ、総合的に診たところ、問題ないとのこと。ただ、念のため、カナダに戻ったら、かかりつけ医にも確認し、必要なら詳しく調べてみようかな、と考えています。
自分の体について、きちんと検査することは本当に大事だな、と思った人間ドック。自腹だと、お値段はしますが(涙)、46歳になった今、健康についてあらためて考えさせられました。食事にも、もっと気を配ろう。そして、定期的に今後も受けよう、と心に誓いました。