close

レシピ検索 レシピ検索
編集部

今年の任務完了! カナダではおなじみ✳︎娘の「Show & Tell」がありました

こんにちは。少し前のこと、サイエンスセンター(=科学館のようなところ)へ遊びに行った際、ロボット犬が登場し、スタッフのかたがそのロボットについて壇上で説明してくれました。

なになに? と、わが子も最前列へ。そして「何か質問がある人!」のかけごえに、その場にいた子供達がいっせいに挙手。で、みると、わが娘も「はい、はい、はい!」と前のめりで手を挙げています。

幸運なことに当ててもらい、質問できました。「このロボット犬は、外で遊ぶことができますか」。こんな5歳児の質問にもていねいに答えてくれます。「今は寒くて外に出られないよ」と、それに補足説明もしてくれたよう。

 多くの子供たち(しかもほとんどが年上)に混じって、なんの躊躇もなく手を挙げる娘に、ハラハラドキドキの私。なになに、どんなこと質問するのよ〜(汗)。と同時に、堂々と質問する姿を見るのはうれしくもありました。

この積極性はふだん通っているスクールの授業からなのでしょうか。先日、年に一度の発表の機会「Show & Tell」の順番が娘にもまわってきました。この日を、待ちわびていた娘。カレンダーを見ては、「あと何日」とカウントするほど。

「Show & Tell」は自分でテーマを決めて、それについてまとめ、クラスメイトの前で発表する場。今回娘が選んだのは、「Travel Japan 2024」。1〜2月滞在した日本でのことをテーマにしました。

大きな白い紙が用意されていて、それに内容をまとめます。まずは、写真を選び、貼り付け……

なんの写真かわかるようにタイトルをつけました。あとは、本番を想定して、練習(ざっくり)。
さて、当日。娘は大はりきりで登校。いよいよ発表の機会になると、特別な椅子に座ってスタンバイ。親の私たちは、その様子をマジックミラーから覗くことができます。ドキドキ。

いよいよスタート。何を話しているのか、聞こえないのが心苦しいのですが、とにかく誇らしげに、楽しそうに発表しているのは見てわかりました。自分の発表が終わると、クラスメイトからの質問タイム。ここでも、みんな「はいはいはい!」と挙手。娘が質問されたことに答えていき、無事にこの日の「Show & Tell」は終了。ほっとしました。

帰って「楽しかった〜」と満面の笑み。Show & Tellのある週は、「special helper(スペシャルヘルパー)」として、先生のお手伝いもします。特別な一週間となり、金曜日には「がんばったね」のメダルが授与されます。
Special helperの最後の仕事として託されたのは、週末、クラスみんなのぬいぐるみを持ち帰っていっしょに過ごすこと。娘はピアノを弾いたり、イベントに連れていったり……
そして、その様子をみんなの日記帳に記して報告します。
このダイアリーを見ると、過ごし方が色々で興味津々。交換日記を思い出しました。面白い取り組みです。

===
私の小さいころは(というか、今でも)、こういった多くの人の前での発表は緊張して前日も眠れないほどでしたが……幼少期から、自分の意見をいう場が身近に与えられていると違うのかな、と冒頭での娘の行動にも合点がいきました。何を言っても受け止めてくれる大らかな環境が整っているのも素敵です。これからも、物怖じせずにガンガン進んでいってほしい、そしてその度胸を少し分けてほしい、と本気で願う母なのでした。

カナダ・カルガリーで、カナダ人の夫とふたりの子どもと暮らしています。おいしいものや、めずらしいものを見つけるのが日々の楽しみ。パンやお菓子作り、テレビドラマ鑑賞が好き。後回しにしている体調管理に本腰を入れようと思うこのごろです。
instagram

ブログRANKING

BOOK オレンジページの本

ブログRANKING

読みものRANKING

SPECIAL

Check!