日本へ一時帰国「日本の医療システムがありがたい」編

こんにちは。今週はバレンタインの様子をアップしたかったのですが、体調不良に見舞われ……バレンタインどころではありませんでした（涙）。

そういったわけで２月14日は、子どもの世話を母に頼み、床に伏せっていました。日本に一時帰国中、悩むのはこういう体調を崩したときに病院に行こうかどうしようかということ。

住民票がないので、（保険などかけていないと）診療費が全額負担になるのです。ですが、今回もやはり日本の医療機関にお世話になることに。そうして感じる日本の医療システムのすばらしさ！

【子どもがアレルギー症状！︎ あわてて駆け込んだ救急外来】

とある休日。朝食を食べ終え、くつろいでいたら、娘が「なんか喉がかゆい」とひと言。このときは、たいして気にもとめずにいました。そのうち、首のまわりがかゆくなったようで、ボリボリかきはじめると、発疹が。

すると、みるみる目のまわりが腫れてきて、ここではじめて、尋常ではないと気づきました。
あれあれ？ どうした？

緊急外来対応の病院に電話して、症状を説明すると「（病院まで）どれくらいで来られますか」ということで、あわてて病院へ。

診てもらうと、どうやら食べ物のアレルギー症状が出ているとのこと。症状が落ち着く薬を処方してもらい、ことなきを得ました（カナダに戻ったら、アレルギーテストして原因をつきとめますッ）。

診療費は15,860円。



とはいえ、日曜にも関わらず、こうした態勢ができているのは助かりました。カルガリーの子ども緊急外来は、３〜４時間待ちは覚悟していきます。娘のこの日の待ち時間は約30〜40分ほどだったでしょうか。加えて、薬をもらうのに少し時間はかかりましたが、全体的に迅速な対応で驚きます。

【自分も体調を崩し、病院へ】

娘のアレルギー症状もおさまってホッとしたころ、今度は自分の喉の調子がおかしい。頭痛も出てきました。そうして熱の症状も。これはダメだな、とついにダウン（これがバレンタイン当日）。

（↓こういうとき、梅ぼしがとくにおいしく感じます）



（↓ということで食事に、母の梅ぼしおにぎりと、みそ汁。おいしい……）



やはり病院で診てもらうことに。インフルエンザの結果は陰性。今後さらに熱が上がるようなら再度受診を勧められました。ここでも20分待ったかどうか……。この病院では、薬もその場で受け取ることができて、ありがたかったです。

同日、娘のなかなか治らない咳の症状も不安で、母が病院へ連れて行きました。こちらも快く対応してもらい、ひと安心。結局、３度ほど今回の帰国中に病院へかかりました。
…………
夫に確認すると、全額負担と思っていた診察料は、旅行保険でどうやら一部はカバーされるらしく、その点でも胸をなでおろしています。

地域差があるし、私個人の感想ですが……今回の経験から、やはり日本の医療システムはスムーズで便利。現金しか使えない病院があって、唯一その点だけ不便でしたが、これなら全額負担してでも、少しでも困ったら、迷わずに行くべきだな、と思いました。

（↓風邪のときの水分補給にポカリスエット！ これも飲んで乗り切りました）



私の住むカルガリーは今、爆発的に人口が増えてか、医療システムがそれに追いつかない様子。よっぽどのことがない限り、病院にはかからなくなりました。

また、まずはかかりつけ医に診てもらうのが鉄則なので、すぐに耳鼻科や小児科など、専門医に診てもらえないのも心苦しいところ。直接、専門医に診てもらえたらどんなにスムーズだろう……と思うこともしばしばです。ただ、（待ち時間は長いですが）医療費は基本無料ですし、診てもらうときは、とても親切で信頼がおけるのも事実。今後少しずつ、いろいろな対応が追いついてくれればいいな、と期待しています。