【御歳暮？暮れの御挨拶】in ドイツ

クリスマスが近づくと、我が家にも小包、
或いはクリスマスカードが幾つか届く。
我が家のような個人事務所とは別に
大手企業の役員さんの元には豪華なプレゼントが
届くのか？と思ったら、そうでもないと言う。

デパートでのお歳暮商戦もドイツにはありません。

クマ夫の仕事で取引のある会社からは、
同じメーカーからレーブクーヘンセットが
18年ものあいだ、変わらず届けられます。😅
お菓子を届けて下さるのは、この会社だけ。

『レーブクーヘン』とは蜂蜜、香辛料、
またはオレンジ・レモンピール、ナッツ類を
用いて作った菓子で、ドイツ以外の
ヨーロッパ各地にも見られます。

クーヘンはケーキ。
レーブはパン屋さんの名前から来ているとか。

長く寒い冬の身体を温めてくれる香辛料。
主にはシナモン、ジンジャー、クローブ、
アニス、カルダモン、ナツメグなど。　

クリスマス菓子の香辛料がキツくて苦手だった頃が
嘘のように、今では届けられるのが楽しみ。

高価な贈り物は無く、密に仕事をしていても
クリスマスカードすら無い会社も多い。

理にかなっており、粋だなと思うクリスマスの
贈り物は、モミの木。こちらの会社から12月初旬に
なると、ツリー希望か否かのメールが届く。
ツリーを希望しない人には、どうやらワインが
届けられるそうです。

そうかと思えば、別の会社からは『とっぴ』な
贈り物が毎年届きます。😅　
鉛のような箱に入った贈り物『ランプ』に