主食
更新日 2025/6/7
舘野 鏡子
料理家
桐朋学園大学ピアノ科卒業。大学在学中にNHK『きょうの料理』のコンクールに入賞し、同番組のアシスタント10年を経て、料理研究家として活動を始める。音楽を生活に取り入れた料理教室やイベントも行っている。3世代で暮らす生活のなかからうまれる、早くておいしい家庭料理に定評がある。
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ボールに強力粉を入れる。くぼませたところに砂糖、ドライイーストを入れ、塩、溶かしバターをイーストと離して加える。イーストをめがけてぬるま湯を注ぎ、周囲の粉を少しずつ巻き込むように混ぜる。つかむように混ぜ、生地を持ち上げられるようになるまでこねる(写真・上)。
生地をかるく丸めてポリ袋(35×30cmくらい)に入れ、空気を含ませてから袋の口を輪ゴムで閉じる。そのまま室温(できれば暖かいところ)に30分ほど置き、発酵させる。生地がひとまわりほど大きくなるのが目安。
まな板にかるく打ち粉をし、生地を4等分に切る(生地がべたつくようならしっかりと打ち粉をする)。1切れを持ち、切り口の面が表面になるよう生地のまわりをひっぱる。手のひらにのせ、ころがしながら丸める。残りも同様にする。バットに並べ、堅く絞ったぬれぶきんをかぶせ、室温で10~15分やすませる。
再びまな板に打ち粉をする。生地1個を置き、生地の下半分を手でかるくころがす。そのままめん棒で厚さ7~8mm、長さ20cmくらいのしずく形にのばす。残りも同様にする。
フライパンに油をひかずに、生地2枚を並べ入れる。生地の表面全体を指で押しつけてくぼませながら、形を整える(写真・上)。
ふたをして強火にかけ、30秒ほど焼く。弱めの中火にし、4分ほど焼いて裏返す(写真・下)。ふたをせずにさらに4分ほど焼き、熱いうちにバターを塗る。残りの2枚も同様にする。
初出 オレンジページ 2015年4月号
※ご指摘を受け、一部追記いたしました(2024.12.02)
1枚ずつラップで包み、密閉できるファスナーつき保存袋に入れて冷凍します。食べるときは自然解凍(または電子レンジで1分加熱)し、オーブントースターで3~4分焼いて。
【発酵は「一時停止」できます】 冷蔵庫へ入れれば、発酵を2~3時間ストップできます。再び作りはじめたいときは袋ごと室温に取り出し、残りの発酵時間+5~10分おいて。
舘野 鏡子
料理家
桐朋学園大学ピアノ科卒業。大学在学中にNHK『きょうの料理』のコンクールに入賞し、同番組のアシスタント10年を経て、料理研究家として活動を始める。音楽を生活に取り入れた料理教室やイベントも行っている。3世代で暮らす生活のなかからうまれる、早くておいしい家庭料理に定評がある。