主菜
更新日 2025/6/3
樋口 秀子
料理家
8人の大家族の中で育ち、毎日台所に立っていた祖母の味が原点。料理専門学校卒業後、新聞社主催の婦人文化教室の助手を務め、結婚を機に上京。旬の素材を使った昔ながらの家庭料理を広めるために、書籍、雑誌を中心に活躍中。
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ゆで卵を作る。鍋に卵を入れてひたひたの水を加え、中火にかける。菜箸でゆっくりと卵を動かしながらゆで、煮立ったら弱めの中火にし、さらに12分ほどゆでる。水にとり、さめたら殻をむいてペーパータオルで水けを拭く。ねぎは長さを4等分に切る。小さめの器に、合わせ調味料の材料を混ぜ合わせる。ゆで卵に片栗粉を薄くまぶしつけて豚肉で巻き、片栗粉を全体に薄くまぶす。
〈ポイント〉
ゆで卵は表面がつるつるしているので、豚肉に密着するよう、片栗粉をまぶします。まな板に豚肉2枚を少し重ねて縦長に広げて置き、手前を3cmほどあけたところに、ゆで卵1個を横長に置きます。肉の手前を持ち上げてひと巻きし、そのままぴっちりと巻いて左右を閉じ、全体を包めばOK。残りも同様に巻きます。
フライパンにサラダ油大さじ1/2を中火で熱し、肉巻き卵を肉の巻き終わりを下にして並べ入れ、2分ほど焼く。弱めの中火にしてねぎを加え、肉巻き卵とねぎをころがしながら、全体に焼き色がつくまで3分ほど焼く。いったん火を止め、ペーパータオルで余分な油を拭き取り、再び弱めの中火にかけて、合わせ調味料を加える。照りが出るまで全体に煮からめて取り出し、粗熱を取る。肉巻き卵を横半分に切り、ねぎとともに器に盛る。
初出 オレンジページ 2009年12月号
樋口 秀子
料理家
8人の大家族の中で育ち、毎日台所に立っていた祖母の味が原点。料理専門学校卒業後、新聞社主催の婦人文化教室の助手を務め、結婚を機に上京。旬の素材を使った昔ながらの家庭料理を広めるために、書籍、雑誌を中心に活躍中。