主菜
更新日 2025/6/4
樋口 秀子
料理家
8人の大家族の中で育ち、毎日台所に立っていた祖母の味が原点。料理専門学校卒業後、新聞社主催の婦人文化教室の助手を務め、結婚を機に上京。旬の素材を使った昔ながらの家庭料理を広めるために、書籍、雑誌を中心に活躍中。
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たらは水分が多い魚。切り身の状態だと、表面に水けが出ていることが多いので、ペーパータオルでかるく押さえ、しっかりと拭き取ります。こうすることで、仕上がりが水っぽくなるのを防ぐとともに、小麦粉や片栗粉をまぶすときにベタつかず、仕上がりの食感がよくなります。ただし、下ゆでして使う場合は拭かなくてもOKです。
たらの水けを拭き、一切れを3つ~4つのそぎ切りにし、塩、こしょう各少々をふって10分ほどおく。ピーマンは縦半分に切ってへたと種を取り、一口大の乱切りにする。玉ねぎは幅2cmのくし形に切る。小さめのボールに、合わせ調味料の材料を順に加え、そのつど混ぜる。
たらの水けをもう一度拭き、小麦粉を全体に薄くまぶす。フライパンにサラダ油大さじ1を中火で熱し、たらを並べ入れて2分ほど焼く。薄く焼き色がついたら裏返し、弱めの中火にして、フライパンを揺すりながら2分ほど焼き、バットなどに取り出す。
フライパンの汚れをペーパータオルでさっと拭き、サラダ油大さじ1/2を中火で熱する。玉ねぎを入れて炒め、全体に油が回ったらピーマンを加えて炒め合わせ、塩、こしょう各少々をふる。合わせ調味料をもう一度よく混ぜて全体に回し入れ、とろみがついたら、たらを戻し入れる。フライパンを揺すりながら全体になじませ、器に盛る。
初出 オレンジページ 2011年1月号
樋口 秀子
料理家
8人の大家族の中で育ち、毎日台所に立っていた祖母の味が原点。料理専門学校卒業後、新聞社主催の婦人文化教室の助手を務め、結婚を機に上京。旬の素材を使った昔ながらの家庭料理を広めるために、書籍、雑誌を中心に活躍中。