主菜
更新日 2025/6/10
城戸崎 愛
料理家
1925年生まれ、2020年逝去。食道楽の家に嫁いだことをきっかけに、東京會舘クッキングスクール、フランスのル・コルドンブルーなどで本格的に料理を学ぶ。1959年より料理研究家としての仕事をスタート。「ラブおばさん」の愛称で親しまれ、テレビ、ラジオ、雑誌などで幅広く活躍した。
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鶏肉はそれぞれ大きめの一口大に切り、塩、こしょう各少々をふる。マッシュルームは石づきを切って縦半分に切る。しめじは石づきを切って小房に分ける。玉ねぎはみじん切りにする。
フライパンにバター大さじ1を熱し、中火で玉ねぎをしんなりとするまで炒めて取り出す。サラダ油大さじ1をたし、鶏肉を加えて両面をこんがりと炒めて取り出す(肉汁はホワイトソースに加えて)。バター大さじ1をたし、きのこ類を加えて焼き色がつくまで中火で炒め、玉ねぎと鶏肉を戻し入れる。
食パンは、耳があれば取っておく。オーブンは、180~200℃に温めておく。直径20~22cmの耐熱皿にバターを薄く塗り、パンを皿の底の形に合わせて敷きつめる。残りは4等分の正方形にし、さらに斜めに切って三角形にする。片面にバターを薄く塗り、バターを塗った面を皿の縁に当てて、少しずつ重ねながら並べる。
炒めた具の入ったフライパンにホワイトソースの1/2量を加えてからませ、パンを敷いた耐熱皿に入れる。上に残りのホワイトソースをかける。
表面にパン粉をふってピザ用チーズを散らし、溶かしバター小さじ2をところどころにかける。オーブンに入れ、約20分、表面とまわりのパンにきれいな焼き色がつくまで焼く。
—ホワイトソースの作り方—
1.フッ素樹脂加工のフライパンか厚手の平鍋にバター大さじ2を入れて弱火にかけ、バターが完全に溶けたら、強力粉(または薄力粉)大さじ2を一気に加える。弱火のまま、焦げないようにして木べらで手早く混ぜる。
3.しばらく炒めると、全体にプツプツと細かい泡が立ってくる。こうなれば、粉に充分火が通った証拠。しっかり粉を炒めれば、だまにもなりにくい。
4.木べらを泡立て器に替えて、牛乳を2~3回に分けて加えながら、そのつど鍋底を強くこすらないように手早く混ぜる。最初はもったりとしているが、だんだんなめらかになってくるので、心配しないで。
5.牛乳を入れ終わったら、泡立て器を再び木べらに替えて混ぜ、ほんの少しだけとろみがつくまで中火で1~2分煮つめる。
6.塩、ナツメッグ各少々を加えて調味する。少量でもナツメッグを加えると、牛乳臭さが取れて、上品な風味に。
7.火を止めてからすぐに、仕上げ用のバター大さじ1、卵黄1個分を加え、手早く混ぜる。
(1人分664kcal、塩分2.1g)
レシピ掲載日 1997.1.17
城戸崎 愛
料理家
1925年生まれ、2020年逝去。食道楽の家に嫁いだことをきっかけに、東京會舘クッキングスクール、フランスのル・コルドンブルーなどで本格的に料理を学ぶ。1959年より料理研究家としての仕事をスタート。「ラブおばさん」の愛称で親しまれ、テレビ、ラジオ、雑誌などで幅広く活躍した。