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長谷川あかりのあたらしいきほんの料理
長谷川あかりのあたらしいきほんの料理

【味つけはしょうゆか塩だけ】長谷川あかりさんの『鶏のから揚げ』が超シンプル。

2025.05.15

定番メニューにひと工夫。むずかしい作業やめんどうなことはナシ。令和版「きほんの料理」を、人気の料理家・長谷川あかりさんに教えてもらいます。

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鶏肉に下味をつけ、ころもや粉類をまぶして揚げる。から揚げってけっこう手間がかかるし、いろいろな作り方があって、どれがベストなのか悩みませんか? 私なりに、材料と工程を究極にシンプルにしたレシピがこれです。下味には香味野菜なしでしょうゆか塩とこしょうだけ。ころもは小麦粉と片栗粉をたっぷりまぶして、卵は使いません。揚げるときは少なめの油でコールドスタート。油に入れたら表面が固まるまでは肉をさわらないのがカリッと香ばしく揚げるポイントです。

『鶏のから揚げ』のレシピ

あかりのくふう
しょうがやにんにくも、漬け込みも不要。味つけはしょうゆだけ、塩とこしょうだけ!
シンプルなから揚げを追求しました。

材料(4人分)

鶏もも肉(から揚げ用)……600g(約2枚分)

〈下味・しょうゆ〉
しょうゆ……大さじ2

〈下味・塩〉
塩……小さじ2/3
粗びき黒こしょう……ひとつまみ
水……大さじ2

小麦粉
片栗粉

粗びき黒こしょう
揚げ油

作り方

(1)鶏肉に下味をつける
鶏肉はポリ袋2枚に1/2量ずつ入れる。片方に<下味・しょうゆ>、もう片方に<下味・塩>の材料を加え、それぞれ袋の上からもんで、鶏肉になじませる。


(2)粉類をまぶす
それぞれの袋に小麦粉を大さじ1と1/2ずつ加えてもむ。なじんだらさらに片栗粉を大さじ6ずつ加え、袋を振って全体にいきわたらせてから、仕上げに袋の上から1切れずつかるく握る。


(3)揚げる
直径22cmのフライパンに揚げ油適宜(油がフライパンの底全体にいきわたる量)、(2)の塩味の鶏肉を1切れずつ入れる。弱めの中火にかけて4分ほど揚げ、返してさらに4分ほど揚げる。強火にし、両面を20~30秒ずつ揚げてカリッとしたら取り出し、油をきる。しょうゆ味の鶏肉も同様に揚げて器に盛り、塩、粗びき黒こしょう各適宜を混ぜて添える。
あかりのおまけ

から揚げ用の鶏肉が便利!

あらかじめ一口大に切ってある「から揚げ用」を使えば、鶏肉を切る手間はもちろん、筋や余分な脂肪を取り除く必要もありません。このレシピなら、包丁とまな板を使わずにから揚げが作れますよ。


長谷川あかり
料理家、管理栄養士。雑誌やWEB、食品メーカーなどに幅広くレシピを提供。自身のSNSで数多くのレシピを紹介し、発見のある組み合わせと手軽なレシピが大好評。『わたしが整う、ご自愛ごはん』(集英社)が発売中。
X:@akari_hasegawa

『オレンジページ』2025年4月17日号より)

料理/長谷川あかり 写真/大森忠明 スタイリング/久保田朋子 取材・文/加藤洋子

『長谷川あかりのあたらしいきほんの料理』毎月2回更新・過去の連載はこちら>>


料理で当たり前と思いがちなひと手間を省いて
おいしくできるレシピをご紹介!『長谷川あかりの日々の料理これでいいのだ』過去の連載はこちら>>

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