定番メニューにひと工夫。むずかしい作業やめんどうなことはナシ。令和版「きほんの料理」を、人気の料理家・長谷川あかりさんに教えてもらいます。>>バックナンバーはこちらから 卵サンドは、子どものころに祖母がよく作ってくれた思い出の一品です。いつもきゅうりが入っていたから、自分で作るときもきゅうりは必須。そのほかは私なりにアレンジしています。卵サラダにはマーマレードで華やかな香りと甘酸っぱさを加えて。余りがちなジャムを活用できるのもいいんです。甘めの卵サラダには、きゅうりの青臭さがないほうが好みなので、塩もみをしてやわらげます。生のきゅうりのパリパリ感とはまた違う、塩もみきゅうりの食感もよく合うんですよ。
材料(2人分) 食パン(8枚切り)……4枚堅ゆで卵……2個きゅうり……1本〈A〉マヨネーズ……大さじ1オレンジマーマレード……大さじ1塩……小さじ1/4~1/3塩バター 作り方 (1)きゅうりを塩もみするきゅうりは縦半分に切ってから斜め薄切りにし、ボールに入れて塩小さじ1/3をふり、10分ほどおく。水けをしっかりと絞り、さらにペーパータオルで水けを拭く。 (2)卵サラダを作る別のボールにゆで卵、〈A〉を入れ、フォークで卵をつぶしながら混ぜ合わせる。 (3)パンではさむ食パンはみみを切り落とし、片面に室温にもどしたバター大さじ1(12g)を等分に薄く塗る。1枚に(1)の1/2量、(2)の1/2量を順にのせ、もう1枚のパンではさむ。残りも同様にして作り、ラップでぴったりと包んで5分ほどおく。半分に切って器に盛る。
「みみ」は切り落としてほかの料理に 卵サンドはふんわり食感がおいしさのポイント。食パンのみみは切り落とすのがおすすめです。余ったみみは角切りにしてカリッと焼いてスープに添え、クルトン風にして食べています。 長谷川あかり料理家、管理栄養士。雑誌やWEB、食品メーカーなどに幅広くレシピを提供。自身のSNSで数多くのレシピを紹介し、発見のある組み合わせと手軽なレシピが大好評。『わたしが整う、ご自愛ごはん』(集英社)が発売中。 X:@akari_hasegawa (『オレンジページ』2025年4月2日号より) 料理/長谷川あかり 写真/大森忠明 スタイリング/久保田朋子 取材・文/加藤洋子 料理で当たり前と思いがちなひと手間を省いておいしくできるレシピをご紹介!
長谷川あかり料理家、管理栄養士。雑誌やWEB、食品メーカーなどに幅広くレシピを提供。自身のSNSで数多くのレシピを紹介し、発見のある組み合わせと手軽なレシピが大好評。『わたしが整う、ご自愛ごはん』(集英社)が発売中。 X:@akari_hasegawa (『オレンジページ』2025年4月2日号より) 料理/長谷川あかり 写真/大森忠明 スタイリング/久保田朋子 取材・文/加藤洋子 料理で当たり前と思いがちなひと手間を省いておいしくできるレシピをご紹介!