close

レシピ検索 レシピ検索
長谷川あかりのあたらしいきほんの料理
長谷川あかりのあたらしいきほんの料理

【具は2つ、炒めなくていい】長谷川あかりさんの簡単『春巻き』レシピ/油少なめ

2025.03.10

定番メニューにひと工夫。むずかしい作業やめんどうなことはナシ。令和版「きほんの料理」を、人気の料理家・長谷川あかりさんに教えてもらいます。

>>バックナンバーはこちらから

いろいろな具材をあんでとじた春巻きはお店で食べるもの。自分で作るときは生の食材を皮で巻いて揚げます。ここではキャベツですが、白菜、にんじん、ピーマンなど野菜は何でもOK。細切りにした野菜100gに対して片栗粉小さじ1と塩小さじ1/4をまぶします。ポイントは順番。塩が先だと水けが出てしまうので、片栗粉で野菜をコーティングしてから塩で味つけをします。豚肉は鶏ささ身に替えてもおいしいし、お刺し身でも。つまりは、何でも春巻きの具になるってこと!

『春巻き』のレシピ

あかりのくふう
肉と野菜を生のまま皮で巻く。
それだけでちゃんと春巻きになるし、それだけでおいしい。

材料(5本分)

豚ロース薄切り肉……50g
キャベツの葉……2枚(約100g)
春巻きの皮……5枚

片栗粉

小麦粉 

好みで練り辛子 
揚げ油

作り方

(1)キャベツを切り、片栗粉をまぶす
キャベツは長さ4~5cmの細切りにしてボールに入れ、片栗粉小さじ1を加えてまんべんなくまぶす。塩小さじ1/4をふってさっと混ぜる。豚肉は一口大に切る。

(2)春巻きの皮で巻く
小麦粉大さじ1/2を同量の水で溶く。春巻きの皮1枚をまな板の上に角が手前にくるようにおき、(1)のキャベツと豚肉の各1/5量をのせる。皮の手前を具にかぶせ、左右の端を折り込んで空気を抜きながら巻く。巻き終わりに水溶き小麦粉を塗って留める。残りも同様にして巻く。

(3)揚げ焼きにする
直径22cmのフライパンに高さ1cmほど揚げ油を入れ、中火にかけて熱する。(2)を入れ、弱火にして全体がきつね色になるまで6~7分、返しながら揚げ焼きにする。取り出して油をきり、好みで練り辛子適宜をつけていただく。
あかりのおまけ

小麦粉で作る“のり”は濃度がポイント

春巻きの巻き終わりは、揚げているあいだに開いてこないようにしっかりとくっつけたい。“のり”になる水溶き小麦粉はドロッと濃いめに作り、皮にたっぷりめに塗りつけます。サラッとした薄めののりだと、はがれやすくなるので要注意。


長谷川あかり
料理家、管理栄養士。雑誌やWEB、食品メーカーなどに幅広くレシピを提供。自身のSNSで数多くのレシピを紹介し、発見のある組み合わせと手軽なレシピが大好評。『時間が足りない私たちの新定番 「私、天才かも!」レシピ』(講談社)が発売中。
X:@akari_hasegawa

『オレンジページ』2025年2月17日号より)

料理/長谷川あかり 写真/大森忠明 スタイリング/久保田朋子 取材・文/加藤洋子

『長谷川あかりのあたらしいきほんの料理』毎月2回更新・過去の連載はこちら>>


料理で当たり前と思いがちなひと手間を省いて
おいしくできるレシピをご紹介!『長谷川あかりの日々の料理これでいいのだ』過去の連載はこちら>>

SHARE

ARCHIVESこのカテゴリの他の記事

TOPICSあなたにオススメの記事

記事検索

SPECIAL TOPICS


RECIPE RANKING 人気のレシピ

PRESENT プレゼント

応募期間 
4/30~5/20

ロゼット洗顔パスタ・hadatore ピールマスク 【メンバーズ限定プレゼント】

  • #美容

Check!