定番メニューにひと工夫。むずかしい作業やめんどうなことはナシ。令和版「きほんの料理」を、人気の料理家・長谷川あかりさんに教えてもらいます。>>バックナンバーはこちらから クリームシチューって「ご飯に合うか、合わないか論争」がありますよね。じつは私、どちらかというと「合わない派」でしたが、だったらご飯に合うクリームシチューを! と思い立って作ったのがこのレシピです。ねぎとしょうがの香りがたっぷり。バターは使いますが、牛乳は少なめ、水でのばしてミルク感を控えめにしたら、これがバッチリ、ご飯に合うんです。鶏肉でもおいしく作れますが、豚こま切れ肉を丸めた〈豚こまボール〉なら、食べごたえがさらにアップします。
材料(2人分) 〈豚こまボール〉豚こま切れ肉……160g片栗粉……大さじ1料理酒(または酒)……大さじ1塩……小さじ1/4白菜の葉……2~3枚(約200g)ねぎ(白い部分)※ の粗いみじん切り……1本分しょうが……50g牛乳……1/2カップ白いりごま……適宜※縦半分に切ってしんを取り除く。バター塩小麦粉 作り方 (1)野菜と豚こまボールを用意白菜は縦半分に切ってから幅1.5cmに切る。しょうがは30gをすりおろし、残りはせん切りにする。豚こまボールの材料を保存袋に入れ、よくもんで混ぜる。直径22cmのフライパンにバター20gを入れ、中火で溶かして一度火を止める。豚こまボールを小さめの一口大に丸めて並べる。 (2)豚こまボールを焼き、野菜を加えて炒める(1)を再び中火にかけて、ころがしながら表面の色が変わるまで焼く。ねぎを加えてしんなりとするまで炒め、白菜、塩小さじ1/4を加え、混ぜながら炒める。白菜がくたっとして水けが出てきたら、小麦粉大さじ2をふり入れ、粉けがなくなるまで炒める。 (3)牛乳、水を加えて煮る混ぜながら牛乳を少しずつ加え、全体がなじんだら、水1カップ、すりおろしたしょうが、塩小さじ1/3を加え、ふたをして弱めの中火で5分ほど煮る。器に盛って白いりごまを散らし、せん切りにしたしょうがをのせる。
米と雑穀について お米も鮮度が大事なので、あまり大量に買いおきはしません。最近よく買うのは2合程度の少量パック。いろいろな銘柄を試せるのがいいんです。いわゆる〈パックご飯〉は炊く時間がないときのためにストック。白米だけではなく麦入りや玄米タイプもあります。雑穀類は料理に合わせて選べるように、何種類かを常備。株式会社はくばく 商品情報 長谷川あかり料理家、管理栄養士。雑誌やWEB、食品メーカーなどに幅広くレシピを提供。自身のSNSで数多くのレシピを紹介し、発見のある組み合わせと手軽なレシピが大好評。『長谷川あかり DAILY RECIPE Vol.2』(扶桑社)が発売中。 X:@akari_hasegawa (『オレンジページ』2025年1月2日号より) 料理/長谷川あかり 写真/大森忠明 スタイリング/久保田朋子 取材・文/加藤洋子 料理で当たり前と思いがちなひと手間を省いておいしくできるレシピをご紹介!
長谷川あかり料理家、管理栄養士。雑誌やWEB、食品メーカーなどに幅広くレシピを提供。自身のSNSで数多くのレシピを紹介し、発見のある組み合わせと手軽なレシピが大好評。『長谷川あかり DAILY RECIPE Vol.2』(扶桑社)が発売中。 X:@akari_hasegawa (『オレンジページ』2025年1月2日号より) 料理/長谷川あかり 写真/大森忠明 スタイリング/久保田朋子 取材・文/加藤洋子 料理で当たり前と思いがちなひと手間を省いておいしくできるレシピをご紹介!