こんにちは、料理研究家のジョーさん。です。
今回は、新玉ねぎを使った、いろんな食材を主役級にしてしまう万能だれをご紹介します。
名づけて「新玉ねぎのディアボラ風ソース風」。
(そう、あのファミレスのアレです)
(「風」を多用することでなんとか責任を回避しようとしています)
(いや、やっぱり「ディアボラ風ソース」にさせてください)
あのファミレスで提供されているディアボラ風ソースは、ガルムという魚醤を使っているようです。同じ魚醤であるナンプラーやしょっつるを使えば近い味を作れますが、常備してるおうちばかりではないはず。
そこで、今回はもっとカンタンに、コンビニでも買えるレベルの調味料で作っていきます!
使うのは、「和風顆粒だし」と「しょうゆ」、そして「酢」の組み合わせ。
魚醤の持っているイノシン酸系のうまみ、こくのある塩け、そこに酸味を入れて、味を近づけていきます。
それではご紹介していきましょう!
『新玉ねぎのディアボラ風ソース』のレシピ
材料(作りやすい分量)

新玉ねぎ 1玉(約150g)
にんにく 2かけ
オリーブオイル 大さじ1
〈A〉
和風だしの素(顆粒) 小さじ1
ウスターソース 小さじ2
みりん 大さじ1と1/2
酢 大さじ1
しょうゆ 大さじ1と1/2
好みで一味唐辛子、乾燥パセリ 各適宜
作り方
1.新玉ねぎ、にんにくをみじん切りにする。
2.フライパンにオリーブオイルをひいて弱火で熱し、にんにくを加えて炒め、香りが立ったらAを加え混ぜる。
3.火を止めて、新玉ねぎ、一味唐辛子、乾燥パセリを加え、余熱であえる。
4.清潔な保存容器に移し、粗熱が取れたら冷蔵庫で保管する。
保存方法・保存期間の目安
清潔な保存容器で保管し、4日以内に食べきってください。新玉ねぎは炒めて甘さを引き出さなくてもよいのと、シャキシャキ感を残したいので、余熱で温める程度にします。もし普通の玉ねぎを使う場合は、玉ねぎを加えてからさっと炒めて作ってください。
このソースがいちばん合うのはもちろん、ソテーしたチキン。
『チキンソテーのディアボラ風だれがけ』のレシピ
材料(作りやすい分量)と作り方
1.鶏肉1枚(350〜400g)の両面に塩、こしょう各少々をふる。
2.フライパンに鶏肉を皮目を下にして入れ、アルミホイルをかぶせたら、水をはった片手鍋をのせて6〜7分ほど焼く。
3.裏返して1〜2分焼いたら皿に取り出し、ディアボラ風だれ適宜をのせる。
チキンソテーを作って、たれをかければお店クオリティの主菜ができちゃいます。皮をパリパリに仕上げると、シャキシャキ食感の玉ねぎとの食感のハーモニーを楽しめますよ。
このたれ、じつは和風でもいけます。たとえば冷ややっこなんかもおすすめですよ。

そのほか、焼いたきのこにのせたり、野菜にかければドレッシング代わりにもなります。このソースがあるだけで、献立がすっと決まるのでめちゃくちゃ便利ですよ。ぜひ試してみてくださいね!
ジョーさん。
料理研究家。世界に一つでも多くの幸せな食卓を作り出すをミッションに活動する。
WEBで“バズる”レシピを得意とし、X(Twitter)フォロワー数は39.7万、Instagramは8.5万。『めんどうなことしないうまさ極みレシピ』(KADOKAWA)など、レシピ本を5冊上梓。(2023年6月現在)
2021年に法人化した、レシピ動画制作、フードスタイリング、撮影、記事執筆などをワンストップで行う、食に特化した制作会社を運営している。
X(Twitter) Instagram Youtube 公式レシピサイト「タベタノ?」