今後の展開も気になる! 制作スタッフ的必見ポイントは?
これからの展開も楽しみな「とんでもスキルで異世界放浪メシ」。取材の最後に、〈MAPPA〉のみなさんにこの作品の魅力や今後の見どころを伺いました。
小川さん:強大な敵に立ち向かったり、人間ドラマがあったりという複雑な設定があまりないので、いい意味で何も考えずに見られる作品だなと思っています。
松田さん:疲れて家に帰ってきた人が、ムコーダたちの旅を見て、癒されて楽しんでもらえるような作品にしたいです。
篠原さん:第4話は疲れたムコーダが手抜き料理をする回なんですけど、そういうことは自分たちにもあるので共感できますよね。
あとはムコーダがヒレカツを食べるとき、カツをご飯にうずめて、ご飯をソースに浸して食べるとか、原作にはない細かい描写が脚本段階でプラスされていたり。原作にはないけれど、ふだんついやっちゃうようなリアルな部分にも共感していただけたら。
松田さん:ムコーダって米にこだわりがあるんでしょうね。あのシーン、おかずは出来合いのものなのに、ご飯はパックのご飯を使わず土鍋で炊いてますし(笑)。
金子さん:そういうこだわりがある人、いますよね(笑)。
みなさんとてもフランクにお話ししてくださり、取材も盛り上がりました。ありがとうございます!金子さん:物語の後半の見どころは、やっぱりキャラクターの関係の変化ではないでしょうか。前半はムコーダとフェルのやり取りがメインですが、後半は女神、そしてなんといってもスイが登場しますから。
最初はわがままな相棒だったフェルが、だんだんスイの面倒をみるお父さんチックな感じになっていったり。
篠原さん:ムコーダさんが食いしんぼうキャラたちに振り回されたり、世話をやいたりしているのも楽しくなりますよね。永遠に見ていられる、ほっこり癒やしポイント!
金子さん:あとはいろいろな魔物をいかにムコーダが現代の料理にアレンジするかを見てもらいたいです。
松田さん:基本は魔王をやっつけたりすることはなく、魔物を狩って料理を食べるという流れは変わらないんですけど、新キャラが増えることでドラマのおもしろさが出てくると思います。
実在の商品もどんどん新しいものが登場しますし!
小川さん:物語が進むにつれムコーダが料理上手になって、どんどん料理の手がこんでいくんですけど、それと同様に僕らスタッフも制作に慣れてきて、細かいところまで手がこんでいくんですよ。
そういう制作的な部分にも注目してもらえたらうれしいです。
Twitterでは再現料理を募集するキャンペーンなどもやっていて、景品も当たりますのでぜひ!
最後までムコーダたちの活躍を見届けてください。
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