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このひとつであれもこれも。ブリキのパウンド型があったなら

初心者にもおすすめの基本のケーキ 「カトルカール」の作り方

2024.01.24

オレンジページオリジナル「ブリキのパウンド型」は、購入されたかたから、焼き色が美しい! 角がきれいに出る! ほかのパウンド型とは仕上がりが格段に違う! などと、好評をいただいています。

このよさをストレートに実感できるのが、基本のパウンドケーキと呼ばれる「カトルカール」。バター、砂糖、卵、粉をほぼ同量ずつ使い、具材は入れない素朴なケーキです。シンプルだからこそ、ふんわりとした食感や焼き上がりのよさが実感でき、お菓子作り初心者にもおすすめ♪

「カトルカール」を教わりに、パウンドケーキの著書も出版されているお菓子研究家の加藤里名さんの元へ。 「カトルカールは、カトル=4、カール=〈1/4〉を表すフランス語ですよ」とも教えてくれました。バター、砂糖、卵、粉という4つの素材が同分量ということですね♪ 今回は、レモンの皮のすりおろしを加えて、さわやかさをプラスしたレシピでご紹介します。 


●作り方を簡単にご紹介♪

【1】バターを練り混ぜ、砂糖を加えてふわっとするまで混ぜる
室温に戻したバターを練り混ぜ、グラニュー糖とレモンの皮を加えてふわっとするまで混ぜて。いずれもハンドミキサーを使うのでラクチン。空気を含ませるように混ぜると、バターの風味が濃く、しっとりとした口当たりになります。


【2】溶き卵を少しずつ加える
溶き卵を5~6回に分けて加え、そのつど生地につやが出るまでハンドミキサーで混ぜます。冷蔵庫から出したての卵は冷たく、バターの脂肪分と混ざりにくいので、湯せんで温めた溶き卵を少しずつ加えてなじませるのがコツ。生地につやが出るのは、バターと溶き卵が分離せずにきれいに混ざったあかしです。


【3】粉をふるい入れてさっくりと混ぜる
粉類を万能こし器を通してふるい入れます。ゴムべらで底から大きくすくうようにして20回ほど、ボールの側面の生地を落とし、さらに10回ほど混ぜて。混ぜすぎると粘りが出て、生地が膨らまずに食感も悪くなるので、手早く切るように混ぜるのがポイントです。


【4】パウンド型に生地を入れて焼く
オーブン用シートを敷いたパウンド型に生地を入れ、表面を平らにならす。あとは、予熱をしたオーブンに入れて焼くだけ!  生地の表面に膜ができたら、焼いている途中でオーブンを開けて、刃を水でぬらしたナイフで中央に10cmほど切り込みを入れてから再び焼きます。切り込みを入れることでパウンドケーキならではの形に焼き上がります♪

「カトルカール」は材料が少なめで工程もシンプル。気負わずに作れますので、ぜひお試しください!

「カトルカール」のレシピはこちら

\レシピ動画も公開中/


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松永製作所
1953年創業。精密機械の部品製造からスタートし、その技術を生かして2008 年ごろから本格的に始動したお菓子型が、国内外から高い評価を受ける。
『ブリキのパウンド型18cm』商品詳細はこちら>>

料理/加藤里名 撮影/よねくら りょう 文/通販担当Sg

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