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このひとつであれもこれも。ブリキのパウンド型があったなら

ミキサー3分&発酵1回! 浸水させた生米から作る、ミニ食パンがすごい

2023.10.19

じわじわと注目度が高まっている、生のお米から作る「生米パン」。この画期的なレシピの発明者である、ヴィーガン料理家のリト史織さんに、作り方を教えてもらいました(レシピの詳細は記事下に。動画もあり)。

こねる作業はミキサーにおまかせ

パン作りの常識がぶっ飛ぶこのレシピは、米を浸水させることから始まります。ポイントといえば、米の水きりが充分でないと生地の水分量が変わってしまうので、ざるに上げてしっかりと水けをきることでしょうか。あとはすべての材料をミキサーに入れて、合計3分ほど撹拌するだけで、生地が完成します。

ミキサーで材料を計量していけば、さらに手軽。
「うわ、入れ過ぎた」とならないよう、ここはぜひ慎重に。

個人的な話になりますが、わが家の四半世紀もののスケールは、1kgまでしか計量できず、この手法が使えなかったので、これを機会に2kgまで計量できるスケールに買い替えました~。洗いものが減ったことで、作るモチベーションがさらにアップ(笑)。ミキサーは、ハイパワーのものではなく、ごく一般的なものでOKです。

発酵は1回のみ

ミキサーで作った生地を型に流し込み、縁下5mmくらいになるまで発酵させて、180℃のオーブンで30分ほど焼いたら完成です。もう、びっくりするほど簡単なのです……!

これもポイントといえば、型に入れてから発酵させるので、うっかり発酵させ過ぎないように注意することでしょうか。発酵し過ぎると、焼いているうちに型からあふれてしまうことが……! 私は発酵中に、買い物に出かけたりお風呂に入ったりして(そんな人いないかもですが)、2度ほど失敗しました(1度の失敗で学べ自分!)。

上の写真のように、縁下5mmくらいの状態でオーブンに入れられるよう、このタイミングだけ、どうかご注意を~。たとえ生地があふれたとしても、おいしく食べられましたので、そこはご安心くださいね。

もっちり、ふわっふわの生地に感動!

まず、ふわっふわで真っ白な、美しい生地に、これがお米なのかと感動。食べてみると、もっちり&ふわふわの食感はまぎれもなくパン! でも、口の中に広がるほのかな甘みはやはりお米! このおいしさ、ぜひ体験していただきたいです。



コシヒカリなど粘りけのあるお米を使うと、もちもち感が強く、ササニシキなど粘りけの少ないお米だとふんわりしたパンに。同じ銘柄でも産地や収穫時期で特徴が異なるので、いろいろなお米で作って、お気に入りを見つけてみてくださいね。
ちなみに今回は、精米したうるち米を使ったレシピを教えてもらいましたが、玄米や発芽玄米、雑穀入り米でも作れるそうです。アレンジレシピは、リトさんの著書をチェックしてみてください。

すべてが画期的な理由

ヴィーガン料理家のリト史織さん。手軽においしく、安心な材料で、からだにやさしいシンプルなものを食べたい、食べてもらいたい、という思いから日々研究を重ねていらっしゃいます。このレシピが生まれたのも、「米粉ではなく、家にある生米でパンを作れたら、もっと手軽なのに」と、あるとき、ミキサーに浸水させたお米を入れてみたことが始まりだったそう。

みんなで同じ食卓を囲めるように……リトさんの生米パンにはそんな夢が詰まっています。「今日はお米を炊こうかな、焼いてパンにしようかなと選んでもらえたらうれしいです」。

そして今回使用してもらった、オレンジページオリジナルのブリキのパウンド型については、「熱伝導がよいので、ふくらみがとてもいいですね。過去に生米パンを焼いたことがあるかたなら、ふくらみの違いがわかると思います。焼き上がりのよさに喜ぶかたが多いのでは」と絶賛してくれました\(^o^)/



パウンド型で作るミニ食パンは、ほどよい大きさが食べやすく、このサイズでサンドイッチを作ると、かわいらしさに気分が上がります。何より、とにかく手軽に作れるので、個人的に激リピ中。ミキサーとスケールがマル必のレシピになってしまいますが、お持ちのかたはぜひ作ってみてください。あ、オレンジページオリジナルのブリキのパウンド型でぜひ!^^


通常の約10倍の厚みのメッキコーティングを施した、熱伝導率のよさが自慢です。

「ふわもち生米ミニ食パン」のレシピはこちら

\レシピ動画も公開中/


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松永製作所
1953年創業。精密機械の部品製造からスタートし、その技術を生かして2008 年ごろから本格的に始動したお菓子型が、国内外から高い評価を受ける。
『ブリキのパウンド型18cm』商品詳細はこちら>>

料理/リト史織 撮影/松村隆史 スタイリング/西崎弥沙 動画編集/川端浩湖 文/通販担当ヒラオ

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