主食
ふわもち生米ミニ食パン
更新日 2025/6/7

レシピを作った人
ヴィーガン料理研究家。「Shiori's Vegan Pantry」主宰。 生米パン、生米スイーツの開発者。大学卒業後に料理学校で学んだ後、飲食店、洋菓子店などに勤務。出産後、夫からヴィーガンの生活を提案され、マクロビオティック、米粉、グルテンフリーなどを学ぶ中で、生の米からパンを作る「生米パン」を開発。以来、「生米パン」や「生米スイーツ」などの講座を開講し、人気を集める。『小麦粉を使わない もちふわ生米スイーツ』(家の光協会)、『はじめての生米パン』(光文社)など著書多数。
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材料
- 生米180g※生米180gは浸水後230g相当
- 好みの油※20g
- さとうきび糖(なければ砂糖)8g
- 塩3g
- ぬるま湯(40~50℃)110g
- ドライイースト3g
- ※菜種油、太白ごま油など、淡泊でくせがないものがおすすめ。
作り方
下準備
・米はさっと洗ってボールに入れ、水2カップを加えて2~3時間浸す(または冷蔵庫で一晩浸水させる)。
・型にオーブン用シートを敷き、シートが浮かないように両端をクリップではさむ。
・使用するミキサーは、一般的なものでOK。
[米の種類について]
米の種類によってご飯の炊き上がりが変わるのと同様に、パンの仕上がりにも違いが出ます。ふんわりとしたパンを焼くには、もちもち感が強すぎないうるち米がおすすめです。もち米は使えません。


調理
- 1
米の水けをきる
米をざるに上げ、ざるを傾けながら数回上下させてしっかりと水けをきる。 - 2
ミキサーに材料を入れる
ミキサーに【1】の米、好みの油、さとうきび糖、塩、ぬるま湯、ドライイーストを入れる。スケールの上にミキサーのコンテナを置き、量りながら入れてもOK。[Point]
米を入れるときは、余分な水が入らないように注意。ざるから直接入れるのではなく、大きめのスプーンなどですくいながら入れて。 - 3
生地を撹拌する
1分ほど撹拌して止め、コンテナの内側に飛び散った生地をゴムべらでこそげて中に落とす。これを同様にあと2回ほど繰り返す。ゴムべらで生地をすくい、とろりとなめらかになったらOK。[Point]
生地を指でさわったときに、粒を感じないくらいまでよく撹拌します。撹拌する時間は合計3分を目安にして。 - 4
型に生地を流し入れる
パウンド型に生地を流し入れる。乾燥を防ぐため、生地の表面に霧吹きでまんべんなく水を吹きかける。シートをはさんでいたクリップをはずす。[Point]
霧吹きは1回シューッと吹きかければOK。何度も吹くと水が多すぎてしまうので注意して。 - 5
発酵させる
オーブンの発酵機能(40℃)を使い、もとの生地の1.5倍の高さになるまで15~20分発酵させる。オーブンから取り出し、室温で縁下5mmほどになるまで発酵させる。オーブンを180℃に予熱する。[Point]
オーブンに発酵機能がないときは、大きめの保存容器にパウンド型を置き、すきまに熱湯を入れたコップ1~2個を置いてふたをし、常温で縁下5mmほどになるまで発酵させて(目安は約30分)。途中、湯がさめたら取り替えましょう。 - 6
オーブンで焼く
焼く直前に、【4】と同様に生地の表面に霧吹きでまんべんなく水を吹きかけ、180℃のオーブンでこんがりとした焼き色がつくまで30分ほど焼く。焼き上がったら、すぐに型から取り出し、網の上で冷ます。粗熱が取れたらシートをはがし、すぐに食べない場合は乾燥しないように密閉容器に入れて保存する。[Point]
常温で2~3日(夏場は1~2日)は、おいしく食べられます。食べきれなければ冷凍保存もOK。スライスしてからファスナーつき保存袋に重ならないように入れて冷凍します。2週間以内に食べきりましょう。
初出 オレンジページ 2023年10/17売号
「ブリキのパウンド型があったなら」のレシピ
質問
パン子
2025/09/02
焼き上がりがへこんでしまいます。 画像の様にきめ細かくならずにきめの荒い生地になってしまいます。何が原因か教えて下さい。 よろしくお願いします。
ご質問ありがとうございます。 「生地がきめ細かくなく」「焼き上がりが凹む」ということであれば撹拌不足が一番の原因かと思われます。 攪拌不足ですと、お米の粒が小さくならない分、水分をしっかり吸収することができず、生地がシャバシャバと緩くなってしまいます。フードプロセッサーやハンドミキサーですと、今回のレシピの時間内では不十分になる場合があるので、ペースト状になるまで米を粉砕してみてください。また、お米の水切りがしっかりできていなくて、生地が緩くなってしまうことも考えられます。浸水後よく水をきり、230gを計量してみてください。 発酵させすぎで焼き上がりが凹むこともありますので、上記のこととあわせてご確認いただければと思います。 また、使用するお米はもちもち感が強くないお米の方がふわっとしたパンに仕上がりやすいです。ぜひ参考になさってください。

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