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【イチからわかる腸活】夜のスマホは便秘のもと!? 

2022.08.08


 

◆脂っぽい食事は体内時計を狂わせる!?

さて、この「体内時計」は脳にコントロールタワーがありますが、胃などの内臓や血管など、体のあちこちにもサブ的な体内時計があります。もちろん、腸にも体内時計があるのです!

「じつは、揚げ物や肉類などの脂っぽい食事の摂りすぎが、<腸の体内時計>を狂わせる一番の原因なんです」と内藤先生。

そもそも日本人の腸には、洋食は不向きと考えられています。脂っぽい食事が続いたり、肉類や乳脂肪(動物性脂肪や動物性たんぱく質)を摂りすぎると、「腸の体内時計」が乱れがちになり、腸内細菌が体によい物質を産生しにくくなってしまうので、要注意。

「腸の体内時計」を整えるために、魚介類からたんぱく質を摂るように意識したいもの。雑穀類、豆類、根菜類、海藻類をバランスよく食べる日本食がおすすめです。

最後に、内藤先生ご自身が実践する腸活について伺いました。

朝起きたら、まずは太陽の光を浴びて、体内時計のスイッチを入れるように心がけています。そして、自家製の特製スムージーを飲んで、腸を目覚めさせるのが日課です。材料はバナナ、豆乳、抹茶青汁の粉末、はちみつ。これに、5gの食物繊維(粉末タイプ)のサプリを加えて、食物繊維が不足しないように補っています」

この機会に「腸活」にチャレンジして、体内時計を整えてみましょう!


教えてくれたのは…
内藤裕二(ないとう ゆうじ)先生

京都府立医科大学 消化器内科学教室 准教授。同附属病院内視鏡・超音波診療部部長。京都府立医科大学卒業。専門は消化器病学、消化器内視鏡学、消化管学、酸化ストレスと消化管炎症、生活習慣病。最先端の研究を行うかたわら、臨床の現場で30年以上にわたって消化器疾患の診療にあたる。長寿菌として知られる「酪酸産生菌」研究の第一人者。主な著書に『人生を変える賢い腸の作り方』(ダイヤモンド社)など多数。


※この記事は、会員サイト「オレンジページサロンWEB」(サービス終了)の掲載記事を再編集したものです。

監修/内藤裕二 構成・文/大石久恵 写真提供/PIXTA

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