家に帰ってくると、「なんかにおう」なんて経験、ありませんか? ゴミは捨てたばかりのはずなのになぜ……というかた、じつはゴミ箱のせいかもしれません!

夏の閉め切った部屋では室温と湿度が上昇し、雑菌が増殖してにおいが発生しやすい環境に。さらに
高温多湿によってにおい分子が揮発し、においをより感じやすくなる場合があるのだそう。
つまり、
ゴミ箱自体にしみついたにおいが暑さで揮発しやすくなり、においを室内にふりまいていることがあるんです。
そこで、ゴミ箱と生ごみコーナーのにおい対策をプロに教えてもらいました!
ゴミ箱は水洗いしてスッキリ&におい吸湿予防を
(1)まずはしみついたにおいを取る!浴室などでゴミ箱全体にシャワーをかけ、中性洗剤とキッチン用スポンジでやさしく洗う。すすいで水けを拭き、天日干しをする。傷がつくと、におい分子が入り込みやすくなるため、ゴシゴシ洗いはNG。
(2)においを吸湿させるゴミ箱の底に新聞紙を敷いて、重曹をふる。ゴミ袋を替える際に新聞紙と重曹を取り替える。ゴミのにおいは酸性なので、アルカリ性の重曹で中和し、吸湿させる。
生ごみは、「水け」を減らして雑菌の繁殖を予防!

水分があるとにおいが発生しやすくなるため、ぬれていないゴミはぬらさず捨て、生ゴミは水けをきることが大切。そのため、生ゴミを捨てる際に紙の三角コーナーを使うことで、紙が水けを吸い、においの発生を抑制できます。
また、長期間生ゴミを捨てられないときは、ビニール袋に入れて冷凍しておくことで雑菌の繁殖が抑えられます。
これでキッチンのごみコーナーから生まれる「原因不明のごみ臭」はなくなるはず。ぜひ試してみてくださいね。
(
『オレンジページ」2022年8/17号より)
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