なんとなーく味つけして、おいしかったりイマイチだったり。そんな人にオレぺから提案したいのが、いつでも100%味つけに成功する魔法の配合! 名づけて「味つけ黄金比率」。量りやすく、覚えやすいよう、できるかぎりシンプルな配合に。試作を重ねたオレぺの自信作なんです。
なんとなーく味つけして、おいしかったりイマイチだったり。そんな人にオレぺから提案したいのが、いつでも100%味つけに成功する魔法の配合! 名づけて「味つけ黄金比率」。量りやすく、覚えやすいよう、できるかぎりシンプルな配合に。試作を重ねたオレぺの自信作なんです。今回は人気のタイ料理「ガパオライス」の作り方をご紹介。ナンプラーやバジルの香りをきかせた本格的なレシピです。
ナンプラーの風味が引き立つ、
絶品甘辛ガパオソースが
簡単に作れます。

このソースって、どんな味?
ナンプラー独特の風味や塩けと、オイスターソースの濃厚な甘みが絶妙にミックス。やや濃いめの味なので、白いご飯がどんどんすすみます。
このガパオソース、ほかにもこんなメニューに使えます!
焼きそばや炒飯の味つけに使うと、一気にエスニック風に。また、豆苗や空心菜などのシンプルな青菜炒めにもおすすめ。

レシピ
黄金比率のガパオライス
濃厚な甘辛味に、ナンプラーやバジルの香りをしっかりきかせて風味抜群!
ひき肉は大きくほぐし、ボリュームを出します。
材料(2人分)
- 鶏ひき肉 200ɡ
- 赤パプリカ 1/2個(約70ɡ)
- 玉ねぎ 1/4個(約50ɡ)
- バジル 1パック(約10ɡ)
- 赤唐辛子の小口切り 1本分
- にんにくのみじん切り 1/2かけ分
- 卵 2個
- 温かいご飯 茶碗2杯分(約300ɡ)
- 〈ガパオソース〉
- オイスターソース 大さじ2
- 水 大さじ2
- ナンプラー 大さじ1
- 砂糖 小さじ1
- サラダ油
下準備
・パプリカは横半分に切り、縦に幅3~4mmに切る。
・玉ねぎは横半分に切り、縦に薄切りにする。
・バジルは葉を摘む。
・ガパオソースの材料を混ぜる。
・卵を小さめの器に1個ずつ割り入れる。
作り方

卵を揚げ焼きにする
フライパンにサラダ油大さじ2を入れ、中火で1分30秒ほど熱する。卵の器をフライパンに近づけて傾け、両端にそっと入れる(油はねに注意)。底がカリッとするまで1分30秒ほど焼き、取り出す。

ひき肉を炒める
フライパンをさっと拭き、サラダ油大さじ1を入れる。赤唐辛子、にんにくを入れて中火にかけ、香りが立つまでさっと炒める。ひき肉を加えて平らに広げ、色が半分変わるまでさわらずに焼きつける。木べらでざっとほぐし、さらに2分ほど炒める。
POINT!
ひき肉はかたまりを残したいので、さわらずに焼きつけます。ある程度固まってから、大きくほぐすのがポイント。

野菜を加え、味つけする
パプリカ、玉ねぎを加え、かるくしんなりとするまで1分ほど炒める。ガパオソースを回し入れ、かるく煮つめながら30秒ほど炒め合わせて火を止める。

バジルを加え、器に盛る
バジルを加え、全体をさっと混ぜ合わせる。器に温かいご飯を盛り、ガパオをかけ、卵をのせる。黄身をくずして、全体にからめながら食べる。
(1人分657kcal、塩分4.1g)
料理/市瀬悦子 撮影/髙杉 純
カルボナーラ、ペペロンチーノ
などのパスタや、
チヂミ、キッシュなどの
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