初めてトライするお菓子でも失敗知らず。そんな素材の配合が、「黄金比率」です。
しっとり濃厚『基本のベイクドチーズケーキ』の人気レシピ/黄金比率で失敗なし
シンプルだから作りやすい
ベイクドチーズケーキ
の
黄金比率
クリームチーズ
200
g
砂糖
60
g
卵
2
個
薄力粉
20
g
生クリーム
1/2
カップ
レモン汁
大さじ
1/2
みっちりと密度の高い、
クラシカルなチーズケーキ。
濃厚さを堪能しながらも、後味は軽やかで
すっと消えていく、理想的な口当たりです。
ベイクドチーズケーキ

材料(直径15cmの丸型1台分)
クリームチーズ
200g
グラニュー糖(または上白糖)
60g
卵(Mサイズ)
2個
薄力粉(あればコーンスターチ※)
20g
生クリーム(乳脂肪分42%以上のもの)
1/2カップ
レモン汁
大さじ1/2
※コーンスターチを使うと、グルテンを含まないため、より軽い口当たりになる。
おいしく作るためのポイント
クリームチーズは、だまにならないように最初によく練って柔らかくすることが大切。
空気が入ると、焼き上がったときに表面がひび割れやすくなるので、泡立てずに、ゴムべらで混ぜましょう。
焼くときは、湯を入れた容器を天板に置いて。
湯の蒸気で中までゆっくりと火が入り、パサつかず、しっとりとした食感になります。
今回使った型は
直径15cmの底が抜けないタイプの丸型。底が抜けるものでも可。ブリキ製を使う場合はさびが出やすいため、作り方⑥で型をはずしてから冷蔵庫に入れる。

下準備
●
クリームチーズは室温に1時間(夏場は30分)置き、柔らかくする。
●
卵は室温にもどす。
●
オーブンは160℃に予熱する。
●
型にオーブン用シートを敷く。約30cm四方に切ったシートの中央に型をのせ、底にそって鉛筆でなぞる。円の中心がとがった角になるように、シートを3回折って三角形にする。線から10cmほどのところを弧を描くようにはさみで切り落とし、さらに円の中心に向かって、線から1cmほどのところまで切り込みを入れる(a)。シートを開き、線を外側にして型に敷き込む(b)。

作り方
1
ボールにクリームチーズを入れ、ゴムべらでしっかりと練って柔らかくする(ここでなめらかになっていないと、材料を加えたときにだまになりやすくなる)。グラニュー糖を加え、よくすり混ぜる。

2
薄力粉を万能こし器でふるい入れ、ゴムべらで底から返すようにしてさっくりと混ぜる。

3
別の容器に卵を溶きほぐし、2~3回に分けて加え、そのつどゴムべらで混ぜる。

4
生クリーム、レモン汁を順に加え、そのつどさらに混ぜる(焼き上がり時に表面がひび割れる原因になるため、泡立てずに混ぜる)。湯を2カップほど沸かす。

5
④の生地を型に流し入れ、オーブンの天板に置く。小さめのココットなど耐熱の器2個に湯を注ぎ、型の両わきに置く(こうすることで簡易的な湯せん焼きになり、しっとりと焼き上がる)。160℃のオーブンの下段で45分ほど焼く。

6
中央に竹串を刺して生地がついてこなければ焼き上がり。取り出し、型ごとさまして冷蔵庫に入れ、一晩おく(すぐに食べられるが、ねかせることで味がなじむ)。シートを持ち上げて型から取り出し、シートをはがす。
(1/6量で247kcal、塩分0.3g)


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料理/荻田尚子 撮影/福尾美雪 スタイリング/池水陽子 熱量・塩分計算/五戸美香(スタジオナッツ) デザイン/高橋朱里(マルサンカク)
























