あつあつの鍋に、うどんやそば、茶碗蒸し。冬にこそ食べたいおいしい和食に、欠かすことのできないのが
「だし汁」。ストックしておくと便利ですが、意外といたみやすいのがネック。
そんなだし汁の日持ちを格段にアップさせる超簡単な方法を、人気料理家・ワタナベマキさんに聞きました。
その
裏技とは……
「塩をひとつまみ」加えること!
ワタナベマキさん愛用
簡単「昆布水だし」のレシピ

材料(作りやすい分量)と作り方
1リットルの水に、5cm四方の昆布と煮干し6尾ほど(えらとはらわたを取り除いたもの)を入れ、塩をひとつまみ加える。後は冷蔵庫で一晩おくだけ。
こうすることで、通常は日持ちが1~2日ほどのだし汁が、
冷蔵で3~4日持つのだとか。
このだし汁、普段の和食はもちろん、スープにするのもおすすめ。

食べやすく切ったにんじんや玉ねぎ、プチトマトなどの野菜とソーセージを、昆布だしでさっと煮たら、塩とオリーブオイルで味をととのえるだけ。仕上げには粗びき黒こしょうをパラリと。
昆布だしの優しい風味と野菜の甘みが口いっぱいに広がります。お正月明けのお疲れ気味の胃腸に、じんわり染み渡るおいしさ。ぜひお試しを!
(オレンジページcooking2023
「冬こそ、ちょっとごちそうを」より)
教えてくれたのは…
ワタナベマキさん
グラフィックデザイナーを経て料理家に。センスあふれる食材や調味料の組み合わせ、忙しい人に寄り添うレシピが人気。『料理家・ワタナベ マキ 忙しい人に寄り添う、確かな傑作レシピ選』が好評発売中!
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