一年中お買い得なピーマンの旬は夏。「皮に張りがあって、つやつやの夏のピーマンの味わいは格別。シンプルなまるごと焼きで、その持ち味を余すところなく味わうのがおすすめ」と話すのは【だけつまみ】の達人、料理家の栗原心平さん。
へたも種も取らずに、ごま油を回しかけてじっくりと蒸し焼きにするだけのシンプルつまみ。これがもう絶品なんです!
●ピーマンまるごと焼き
材料(2人分)
ピーマン……4個
削り節……たっぷり
めんつゆ(3倍濃縮)……大さじ1
ごま油
【作り方】
1.ピーマンを火にかけるフライパンにピーマンを並べ入れ、ごま油大さじ1を回しかける。ふたをして、弱めの中火で熱する。
2.じっくり蒸し焼きにするジュージューと音がしはじめてから、さらに3分ほど蒸し焼きにする。ピーマンをころがして焼きつける面を変え、ふたをして1分30秒ほど蒸し焼きにする。焼きつける面を変え、同様に1分30秒ほど蒸し焼きにする。
3.めんつゆをかけて仕上げる全面に焼き色がついたら火を止めて器に盛り、めんつゆをかけて削り節をのせる。

油をまとわせることでピーマンの甘みが引き立って、ジューシーに仕上がるまるごと焼き。「ピーマンってこんなに甘かったんだ!」「ピーマンってこんなにとろりとした口当たりに焼き上がるんだ!」と感動すること間違いなし。ビールのお供に最高です!
(『オレンジページ』2022年6月17日号より)