料理上手な文筆家のツレヅレハナコさんと、オレンジページがタッグを組んだ完全オリジナルの「理想の揚げ鍋」。口径18cmに続いて発売された、口径13cmのミニサイズも、「とっても使いやすい!」と好評です。ロースとんカツ1枚を揚げられるほどの大きさはありませんが、ハナコさん曰く「揚げもの自体のサイズを小さくすれば、何でもOK。春巻きだって楽しめますよ♪」と。皮を三角に2等分にすることでサイズダウンした、「ミニ春巻き」レシピを教えてくれました。ポイントは、「味つき」で「生でも食べられる」具を選ぶこと。火の通りを気にせず、1~2分揚げればOKなので、ラクチン~。まずはハムとピーマン。シンプルな取り合わせなのに〈めちゃうま〉で驚きました! さて、レシピをご紹介しましょう!材料(2人分)・ロースハム 2枚・ピーマン(縦に切ったもの) 1/2個・粒マスタード 小さじ1・春巻きの皮 1枚・小麦粉 大さじ1・水 大さじ2・揚げ油 適宜作り方【1】ハムは半分に切り、ピーマンは種とわたを取って縦3mm幅に切る。春巻きの皮は対角線上に半分に切る。小麦粉は水で溶く。【2】春巻きの皮1切れの長辺を手前に置き、ハム、粒マスタード、ピーマンの半量をのせる。【3】手前、両端の皮をたたみながら巻き、端を水溶き小麦粉で留める。同様にもう1個作る(すき間ができると油の中で表面が膨らんでしまう可能性があるので、できるだけきつめに巻いていく)。【4】ミニ揚げ鍋に揚げ油を入れて中温(180℃)に熱し、春巻きを入れてときどき返しながら1~2分揚げ、油をきる。小さくて食べやすいので、揚げたてをつまみながらビールもよし、さめてもおいしいのでお弁当にもぴったりです。具のバリエーションとしては、かにかまとオクラもおすすめ。粒マスタードをゆずこしょうに替えて、同じ要領で作ってみてくださいね。次回も「ミニ揚げ鍋」ならではの揚げものの話をお届けしま~す(つづく)。
profileツレヅレハナコさん旅と酒をこよなく愛する文筆家・料理研究家。雑誌や書籍、WEB、料理講座などで活躍中。週に2~3度は家で揚げものをするほどの揚げものLOVERで、初心者でも失敗しない揚げ方に定評がある。著書に『ツレヅレハナコの揚げもの天国』(PHP研究所)、『まいにち酒ごはん日記』(幻冬舎)など。