フライパンで作れる簡単レシピです。惜しげなくみそを使って、こくのある力強い味わいに。おろししょうがのさわやかな香りが広がるたれをつけてめしあがれ。
料理: 市瀬悦子
撮影: 福尾美雪
熱量 311kcal(1/4量)
塩分 1.3g(1/4量)
ねぎは縦に1本切り目を入れ、しんを取り除く。開いて縦にせん切りにしてから水にさらし、水けをきる(しらがねぎ)。
牛肉は余分な水けをペーパータオルで拭く。こっくりみそだれの材料を混ぜ、密閉できる保存袋(約20×18cm)に入れる。牛肉を加え、袋の外からもむようにして表面全体にたれをなじませる。
保存袋の空気をしっかり抜いて口を閉じ、冷蔵庫で一晩(7~8時間)漬け込む。
調理する1時間ほど前に牛肉を冷蔵庫から出し、室温にもどす。焦げないようにたれをゴムべらとペーパータオルを使ってしっかりぬぐう(ぬぐったたれはとっておく)。
保存袋に残ったたれと、【3】でぬぐったたれをボールに入れ、水1/3カップを加えて混ぜる。
フライパンにサラダ油小さじ1を中火で1分ほど熱し、牛肉のいちばん広い面を下にして入れ、弱めの中火にする。両面を2分30秒くらいずつ、次に広い両面を2分くらいずつ、こんがりとするまで焼く。さらに両端を20~30秒ずつ焼く。
火を止め、フライパンに焦げついた汚れをペーパータオルで拭き、【4】のたれを加える。
再び中火にかけ、全体がしっかりと煮立ったら弱めの中火にして5分ほど煮る。裏返して火を止め、ふたをして8分ほどおく。
耐熱の保存袋(約20×18cm)に牛肉をたれごと入れ、空気を抜いて口を閉じる。そのまま室温に1時間ほど置き、余熱で火を通しながら肉汁を落ち着かせる。たれをぬぐい、薄く切って器に盛る。保存袋に残ったたれ適宜と、しらがねぎを添える。
一度に食べきらないときは
表面がパサつかないようラップでぴっちりと全体を包んで。さらに密閉できる保存袋に入れ、空気をしっかり抜いて口を閉じ、冷蔵庫へ。3日ほど保存可能です。
漬けだれはもう一度使えます
漬けだれは多めに残りますが、再利用できます。鶏肉や切り身魚を漬ければ、ご飯がすすむしっかり味のおかずになります。漬け方は鶏肉(大1枚・300g)もしくは切り身魚(2切れ)を好みのたれ1/2カップとともに保存袋に入れて一晩置いておくだけ。焼くときは、たれをぬぐい、油を薄くひいたフライパンで皮目を2分、返して水大さじ1(魚は小さじ1)を加え、弱火で6分(魚は3分)ほど蒸し焼きにすれば完成です。
レシピ掲載日: 2015.12.17
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