
2019.06.06
インド料理店で出てくる、焼きたてあつあつの【ナン】。表面は香ばしく、中はふんわり甘みがあっておいしいですよね~。最近は小学校の給食で出るらしく、子どもたちにも人気なんだとか。お店では、専用の窯に生地を貼りつけて焼いているようですが、オレペではなんと果敢に「フライパン」でチャレンジ!
どうですか、この仕上がり! 少し弾力のある「ふわモチ」食感ですが、香ばしさ、甘み、バターの香りはもうあのまんま。あっという間に1枚ぺろっと食べちゃう、危険なおいしさです。
生地はイーストを使って発酵させる、本格的なもの。でも、こねる作業はボールの中だけでできるから、思ったより手軽 ! こねた生地はポリ袋に入れて放置し、ひとまわり大きくなったら発酵終了です。
のばすときは、こんなふうにめん棒をゴロゴロ転がして。手前が細くて奥が太い、あのナンの姿をなんとなーくイメージしながらのばしていきます。
そしてそして。最後はフライパンで両面を8分ほど焼いたら完成! こんがり、カリッと焼けたところにバターを塗って、とろりと溶かします。あぁ~~、もうこれだけで至福。
……で、す、が。
恐ろしいことに、アレンジするとさらに禁断の味わいになるのです。
とろーーーーっ!
ほんのり甘めのナンと、チーズのしょっぱさが絶妙のバランス。生地をのばしたとき、片側半分にピザチーズをたっぷりのせてパタンと閉じれば、こうなります。これはもう、大人も子どもも夢中になるはず。
じめじめと蒸し暑いこれからの季節。カレーの登場が増えそうなので、たまには自家製ナンを添えてみて。きっと、テンション上がりますよ~。
詳しいレシピはこちらから
料理/舘野鏡子 撮影/澤木央子 文/編集部・藤井
(『フライパンひとつおかず、パン、スイーツ97品。』(オレンジページ刊)より)
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