
2018.06.22
家飲み好き、ビール好きの編集担当Fです。
突然ですが、「えびパン」ってご存知ですか? タイ料理のひとつで「えびトースト」とも呼ばれ、えびのすり身を薄いパンに塗って、サクサクに揚げたものです。スイートチリソースが添えられていることも。揚げパン好きな身としては、「これはもー、どうにかしてマネしたい!」と思うメニューでしたが、えびは若干お高い(涙)。家飲み用の材料としては、ちょっぴりハードル高いなぁと思っていました。
えびじゃなく、「かにかま」でもいいんでは? ふと思い立ち、作ってみたのがこちら!
揚げ焼きにしたサクサクの食パンと、ほどよく塩けのあるソフトなかにかまがコラボ! 私はビールに合う味にしたかったので、タバスコ入りのケチャップをかけてみました。これ、片手に持ってパクパクしていると、ほんとビールが止まらなくなるので、要注意です~(笑)。
サクサクかにパン(テキトーレシピ)
1
かにかま、玉ねぎ、マヨネーズ、片栗粉を混ぜる。
2
食パンに塗る。
3
高さ5mmの油でカリッと揚げる。
かにかま1パックに対して、マヨネーズは大さじ1、片栗粉は小さじ1くらいが目安。マヨは味つけのためというより、「のり」のようにからんで具をまとめる役割をしてくれます。片栗粉も同様。玉ねぎは1/8個くらい、食感のアクセントにと思って入れましたが、正直なくてもかまいません。これがなければ、包丁いらずで作れますね~。
パンに塗るとこんなにどっさり、かにかま祭り♪
この日は、近ごろよく見かけるミニ食パンを使ってみましたが、10cm角のパンだと2枚でぴったり。普通の食パンなら1枚でOKです。
そして、具をのっける前に、パンに片栗粉を少々ふっておいてくださいね。これで、パンとかにかまがくっつくので、「食べるとき具だけがズルッと落ちる!」という悲劇が防げます(笑)。私は粉を茶こしでふるのがめんどうなので、手でなすりつけてます(……ズボラ)。
具をパン全体にのせたら、手のひら全体で「ムギュ!」と押さえてくださいね。これで具とパンが少しなじみます。
揚げるときはフライパンに「油5mm」でじゅうぶん! 菜箸からシュワッと泡がイキオイよく立つくらい、やや高めの温度に熱したら、かにかまの方を下にしてそーっと並べてください。「具が落ちるー!」って心配になりますが、大丈夫、意外に落ちません(笑)。かにかまのどこか1点を油にそっとつけ、徐々に手を離して全体を浸すようにすると安全です。
そして、両面をサッと揚げますが、ぱたんとひっくり返すと油がはねるので、菜箸で支えつつ、フライ返しでそーっと返してくださいね。
かにかまが重すぎてたわむ食パンの図。ずしーっ!!
最後に私の小さなこだわりをひとつ。ここ数年、かにかまは進化している! もはやこれは、かまぼこじゃなくて「かにそのもの」なんでは?と思っちゃうくらい、すごいんです。ちなみに、私が愛用しているのはコレ。
かにかまって「棒」のイメージがありましたが、もうビジュアル自体が違いますよね~。容器にかに酢風のものもいっしょに入っているので、これはもう【かに扱い】したくなっちゃう。スーパーでもよく見かけるので、ぜひお試しを。……いや、初めて食べるなら、むしろかにパンにするのはもったいないかも、アハハ。
サクサクかにパンの動画を作りました! ぜひスマホでみてね♪
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撮影・文/編集部・藤井裕子
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